休みの日でも40〜50件の電話…私がスズキを退職した理由とは?
私は数年前に新卒としてスズキ株式会社(以下「スズキ」という)へ入社しました。技術職、事務職、営業職(全国・エリア)に分かれる職種のうち、私は全国転勤の営業職として採用されました。
スズキでは毎年約100~200人程度を営業職を採用し、その同期や先輩達と売上を競い合います。入社後数ヶ月もの間は本社や工場での研修がありますが、その後は勤務地への希望を踏まえた上で、全国の各販売会社に出向となります。出向先は首都圏や関西圏の大都市が人気で、倍率が高くなる傾向にあります。

私は特に勤務地への希望がなかったため、あまり希望者が多くなかった東北の販売会社へ出向することになりました。各販売会社に出向後、実際の営業活動をするわけですが、営業職の仕事は主に「直販営業」と「業販営業」に分けられ、大体の新入社員が、どちらかに割り振られれることになります。
「直販営業」とは、一般のお客様と直接取引を行う営業のことで、いわゆるディーラーのお店(自動車販売店)で接客をする営業のことです。
一方、「業販営業」とはスズキの販売代理店のサポートをする仕事です。スズキはこの「業販営業」の売上が大きいため、何年か前までは「会社への売上が大きいから、業販営業として実績を残す方が出世しやすい」と言われていたこともあるようです。
私は「業販営業」になりました。直販営業か業販営業のどちらになるかについては、本人の希望はあまり関係なく、出向先の上司が判断することが多いようです。ちなみに営業職の大半が、直販営業か業販営業のどちらかの業務に就くことになりますが、例外的に「中古車営業」や「電動車両の営業」などになることもあります。
さて業販営業として配属された私ですが、結局数年勤務して退職する道を選びました。その理由について説明します。
目次
- プライベートでも気が休まらない理由とは?
- 新入社員だけじゃない。マネージャーも同じ
- 飲み会やゴルフコンペでプライベートの時間がさらに減っていく
- コロナによって営業手当・ボーナスが減少
- スズキで向いている人、向いていない人
- 入社3年で◯割退職した同期
プライベートでも気が休まらない理由とは?
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