ホンダロジスティクスの評判・口コミ

ホンダロジスティクスへの入社理由・志望動機

大手自動車メーカー本田技研の子会社ということで、福利厚生や労働環境は親会社に準じたものだとアピールされていました。実際有休消化率や残業時間、離職率などの数字は優秀で、まさに典型的なホワイト企業でした。ワークライフバランスを重視していた一方で、大手に入る実力がなかった私にとってちょうどいい会社だと考え入社しました。

ホンダロジスティクスでの年収・給料：350万円

そもそも子会社なので、給与は低めに設定されています。特に基本給は同世代と比べても1～2割程度低いです。その分をボーナスで補ってはいますが、賞与率は本田技研の業績に完全に左右されるので不安定です。全体の年収で見ても、同世代と比べて劣っている実感がありました。また、家族手当や住宅手当など給与以外の補助も年々縮小か廃止の傾向にあり、手取りはますます少なくなっています。特に20代の昇給率はとても低く、若いうちにある程度のお金が欲しい方には向いていません。

ホンダロジスティクスのワークライフバランス

私の職種は技術系の間接部門であったため、残業は完全0で休日出勤等もありませんでした。そのほかにも、地方拠点の総務や品質係など、間接部門は残業も少なくホワイトな職場環境です。一方で、物流拠点の現場管理や、輸送の運行管理などの現業区は非常に業務量が多く、残業も月30を毎月超えてくるほどです。部署によって偏りが非常に激しい企業であると感じました。休日は120日ですが、有休20日の完全消化が義務なので実質140日の年間休日と言えます。しかし、忙しい部署では有給取得し出勤する闇出勤も横行していました。

ホンダロジスティクスの福利厚生

大手子会社の一番のメリットが、親会社同様の福利厚生制度があることです。健保や互助会、持ち株制度、保険の団体割や保養所利用などは、ほとんど本田技研と同じものを利用することができます。しかし、民間のネット保険が安かったり、個人投資による資産形成が活発になっている昨今であまりメリットは感じられませんでした。配偶者手当や住宅手当は年々縮小傾向にあります。産休、育休制度は非常に手厚く、女性社員はほぼ100％職場復帰しています。最近では男性育休も積極的に取り組んでいるようです。

ホンダロジスティクスはホワイト／ブラック？

部署によって業務の偏りが大きいため一概には言えませんが、極端にブラックであると判断する要素はありません。労務管理などはしっかりしており、ワークライフバランスは保たれていると思いますし、会社も積極的に取り組み姿勢を見せています。長くゆっくりと働く意味ではいい会社だと思います。ただ、労働時間に給与が見合っているかは怪しいところもあり、特に若手は時給換算すると最低賃金レベルの給与しかもらっていません。全国転勤有の総合職としては給与面で不安定さが残ります。