ソニー・インタラクティブエンタテインメントの評判・口コミ

ソニー・インタラクティブエンタテインメントへの入社理由・志望動機

大企業でグラフィックデザイナーとしてお仕事ができる機会が与えられたことがまず純粋に嬉しかったです。普段コマーシャルで見るような、話題になるような会社でどのように物事が動いているのか興味がありました。それまではフリーランス業をメインにしていたため、自分のスキルや知識の伸び悩みが気になっていました。この会社では様々なレベルのデザイナーに囲まれて刺激しあいながら自分にプラスになる経験ができると思いましたし、指導者が上につくことで今までひとりでは手にできなかったようなスキルやコミューニケーション能力の成長が期待できると思いました。また、フリーランス業をしていた時に悩んでいた収入の安定は、この会社に就職すれば解決されると思いました。金銭的な悩みが解消されれば、大好きなグラフィックデザインに集中できると思いました。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントでの年収・給料：350～500万円

平均を鑑みれば給料に関しては決して低くはないのかなと思いますが、実際に働く仕事内容を考えると割に合わないと感じました。正直、大企業なのだから年収はもう少し高いものだと思っていました。最初の数年はその場にいるだけで学ぶことが多く、それだけで満足でしたし、自分の成長を感じることができて嬉しかったです。ただ、ある程度年数が経った頃、仕事内容が濃くなって責任のある立場になったにも関わらず年収が思ったほど上がらないことがストレスでした。仕事柄、アメリカの本社と一緒に仕事をすることが多かったのですが、時差の関係で一日の就労時間がとても長くなり、年収と仕事量が釣り合わないと感じました。また、会社が東京にあるので通勤時間を短縮しようと思い、同じく東京に住んでいましたが、年収と物価が合わないので生活が厳しかった印象が強いです。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントのワークライフバランス

就職から数年経った頃、所属する部署のマネジメントが大幅に変わりました。その中で正社員や契約社員の雇用の出入りが激しくなり、マネジメントの問題が見えてくるようになりました。プライベートでも仕事のストレスが抜けず、ワークライフバランスは崩れていきました。マネジメントの状態がたいへん悪くなったことで私自身も精神的に追い込まれる毎日になり、年収云々というよりはストレスから抜け出したいという気持ちが大きくなっていきました。また、アメリカ本社とのやり取りも時差の関係で苦痛に感じることが多くなっていきました。日本とアメリカの休日が違うこともあり、日本では休日でもアメリカでは普段通り営業しているので連絡はいつも入ってくるので、休日でも休まることが少なかったです。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントの福利厚生

福利厚生に関しては悪くはないと思いますが、年収と同じで他の会社よりも格別に良いというわけではない気がします。手当は悪くはなかったのですが、その他のサービスの存在は把握していません。実際は最低限の生活ができる程度しか使いませんでした。会社が提供する福利厚生サービスは結構いろんな種類があったと思うのですが、全ては理解できていませんでした。会社側も特に社員たちに福利厚生サービスを細かく紹介していたわけでもないので、もっと積極的にちゃんと理解していればよかったなと後悔しています。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントはホワイト／ブラック？

会社全体としては部署が無数ありますのでホワイト部署もあると思うのですが、個人的にはブラック企業だと思います。私が所属していた部署はブラックだと思います。自分は仕事しない分、その仕事を押し付けてくる部長の下で働くのは苦痛以外の何でもなかったです。そのせいでプライベートの時間も仕事に費やし、精神的に追い込まれました。人事部に相談しても「気にしすぎだ」の一言で追い返され、相談する相手がいなかったので本当に悲しくて辛い毎日を過ごしていました。年に一度、社員が1人ずつ勤務形態の満足度を図るアンケートをとらされるのですが、そういうところでしか自分の思いを表現する場がなく、相談のはけ口がなかったことがブラック企業だと思う理由です。