東京製鐵の評判・口コミ

東京製鐵に満足していること

入社2年目の素人同然といわれる状態でも、数百万単位の投資案件に抜擢されることは多々あります。特に新規設備・新技術の導入時は年齢・職位に関係なく海外であろうと国内であろうと必要な出張立ち合い、打ち合わせ、設計にメインメンバーとして参加できます。実際、中途採用メンバーやプロジェクト参加者は海外（ドイツ・イタリア・韓国）へ複数回の出張と、国内各所への出張へ何度もいっています。数千万のインバータ設備導入による投資案件についても、2･3人という少数で集中的に取り組むことが出来て本当にやる気があれば、同業他社の同職種よりも圧倒的に知識・スキルはつくと思います。

数年前ですが、入社2年目の新人が賞与1回で60万円という時がありました。当時30際半ばの中途採用者でも、賞与1回で100万円まであと少しという金額でした。年間トータルで200万円弱です。生え抜きの40歳後半の現場責任者は年間トータル350〜400万円という金額です。この金額は、同業他社と比べても1.5倍以上の額であり圧倒的に多いと思います。ただし、利益が出るという事はその分毎日が忙しいという事なのですが、それに見合ったリターンだと思います。

東京製鐵への不満

とにかく人間関係が最悪です。同じ職場の同僚同士で陰口は毎日のようにあります。責任者は全く責任を取らずに、仕事のほぼ全てを部下に丸投げです。何か問題が起きても上司への報告は後回しで自分の保身のために都合の良い解釈とそんな指示はしていないと言い張ります。事務系のスタッフは会議になると意見は全く発言せずに我関せずで、当然同僚で助け合うようなこともありません。一生懸命に努力していてもたった一度のミスで人間不信に陥るのは間違いありません。

良かった点の裏返しとして、月給は同業他社と比較しても低い部類に入ります。まず基本給が低い。そのために、残業単価なども低くなる。景気が悪くなって、減産体制に入ると残業など全くなく30歳前半の社員の手取りが20万程度になります。20代の社員は１5〜18万程度です。毎年の春闘でもベースアップは一度も行われたことがありません。好景気と低迷期の年収で見ると、簡単に100〜150万円の落差が発生しますので生活の安定というのは余り望めません。

東京製鐵はホワイト／ブラック？

技術系の事務職は毎日朝6時から22時過ぎまで働いています。土曜日・日曜日もほぼ出社しています。当然、残業代はすべて支給されていません。内部告発で労働基準監督署の査察・指導が入るほどです。現場の作業者も同僚のフォローがないので週2くらいの割合で残業4時間、呼び出し3時間という勤務です。

趣味が仕事！という人には向いているのではないでしょうか？ワークライフバランス、プレミアムフライデーなどの世の中の流れと逆行できる人には良いと思います。あとは、とにかく自分の知識・スキル・キャリアを伸ばしたい人には向いていると思います。