【厳選本5選】保険営業マンになる人におすすめの書籍

最終更新日:2019/08/26

保険の営業をする上で、保険の知識やセールスパーソンとしてのマインド・考え方を身に着けておくことはとても重要です。この記事では、一流の保険営業マンになるためにおすすめの書籍・本を6冊、ご紹介していきます。

保険営業マンになるためのおすすめの書籍

超一流の保険営業術 1年目の生保マンが年収1200万円プレーヤー(MDRT)になる方法

この本は、黒木 勉さんという、生命保険の代理店の代表を勤める方が執筆した本です。

「超一流」の保険営業になるためには何が必要なのか、具体的なセオリーは元より、真摯さや謙虚さ、保険営業に臨む姿勢が何よりも大切であるということを、黒木さん自身の沢山の実戦経験を踏まえて読者に非常にわかりやすく伝えてくれています。

何度も読み返そうと思える本で、特に生保1年目でこれから頑張ろうとしている方にはぜひおすすめしたい一冊です。自らがお客様に働きかけないと真に貢献できるとはいえないことを、この本によって気づかされます。

モチベーションの保ち方や営業のやり方、夢をどう描いていけばよいかを丁寧に解説しています。長く保険営業をされている方にも、今一度自分には何が足りていないのかなどを見直す、いいきっかけになることでしょう。

特に凄いテクニックがあるわけでない。昔から言われてきたことをやりとおせる素直な根性と微妙なセンスの有無と改めて感じた。

引用:Amazon.co.jp:カスタマーレビュー

私はどうして販売外交に成功したのか

世界中で50年以上読み継がれる営業のバイブルで、珠玉のベストセラーと名高い本です。著者のフランク・ベトガーさんは、アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィア出身の保険外交員で、元メジャーリーガーでもあります。

  • 我慢できず冷静になれない人は売れない。
  • どちらかができれば少しは売れる。
  • どちらもできれば結構売れる。
  • 続けられればずっと売り続けられる。

このような単純な原則を様々な角度から説明しており、一度読むと深い印象が残る本です。実際の商談の場で、実践レベルで使えることが書かれています。

内容はとても合理的であり、質問にはどのような効果があるのか、人から好かれるコツとはどのようなものかを、章ごとに体験談として綴られています。セールスマンのみならず、ビジネスパーソン全ての方におすすめできる内容です。

日本一になった田舎の保険営業マン

人口がわずか500人の農村で「日本一」とはどういうことか。非常に惹きつけられるタイトルが特徴的な本です。

著者の林直樹さんは、2012年から3年連続MDRT会員(Million Dollar Round Table。MDRTにより、卓越した商品知識をもち、厳しい倫理基準を満たし、優れた顧客サービスを提供していることが認められたメンバーのこと)で、現在は保険に関する知識を楽しく学べる小規模セミナーも各地で開催しています。営業に関する様々な本やマニュアルが出ていますが、そのほとんどが大都市で成功した人の体験談ですが、この本は人口500人の農村でも日本一になれる営業法を掘り下げて書かれています。

本当のお客様目線とは何なのか、印象に残る考え方とは、お客様に誇れる自分になれているかどうか等、保険営業を始めたばかりの人にも長く続けている方にも今一度再確認として読むべき内容の本です。目新しい内容が書かれているわけではありませんが、ある意味で基本に忠実な内容であり、基本こそが営業にとって大切であると気づかされる1冊です。

田舎だからといってハンデに感じるのではなく、田舎は田舎なりの売り方を行えば、もちろん努力を行うのは当然として自然と売れることが驚きだった

引用:読書メーター

手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍の仕事術

著者は大坪勇二さんで、元ソニー生命の完全歩合給の営業マンです。

家族がいる中、手取りが1655円という絶望の佳境で、成功者にインタビューをし、試行錯誤を重ねった結果、編み出した「5つの成功ツール」を実践、そして年収が1万倍になったという内容が書かれている一冊です。にわかには信じ難いキャッチフレーズですが、実話であり、その秘密について書かれている本です。

ただの精神論ではなく、具体的な方法論が記載されているので、実践に移しやすい内容になっています。志や気持ちの持ち方だけでなく、実際の過ごし方まで提案してくれる本です。行動量にスポットが当たった内容の本で、すべき行動は何かも参考になり、迷わず保険営業の成功の道を踏み出すことができる一冊であると言えるでしょう。

いい質問が人を動かす

もしかすると、タイトルを聞いたことがあるという人もいらっしゃるかもしれません。気鋭の弁護士が教える究極の質問術が書かれている本です。

  • 質問するだけで、子供が急に勉強するようになる
  • 心理学を応用した、人に好かれる質問の仕方
  • 強力過ぎて、裁判では禁じられている誘導質問
  • 「小さなイエス」で相手を縛る、質問金縛り術
  • 質問で自分の人生を思い通りに変えられる
  • 短所を長所に変える逆転クエスチョン

等について書かれています。

どれもが実践的であり、かつ質問力とは何か?が理解できる内容です。

保険営業だけではないかもしれませんが、相手の本音やニーズを聞き出すためには、質問が不可欠であり、質問のスキルが高い人ほど、自然と営業成績も高いものです。相手に答えやすい質問の仕方はどういうものか等、お客様とのコミュニケーションに困ってる営業マンや、ニーズ喚起が苦手な営業マンにとって、強力なバイブルとなるのは間違いないありません。

人間関係が改善されれば、人生が大きく変わり、皆さんの営業人生も大きく変化することでしょう。

ユダヤ人大富豪の教え

著者の本田 健さんが、あるユダヤ人の大富豪に出会い、お金持ちになるためにはどうしたらよいかを教えてもらう、という内容がストーリー仕立てのように書かれている一冊です。お金に対する考え方について書かれているのですが、その要所に、営業としての大切な心構えについて触れられています。

1週間で、電球100個を飛び込み訪問だけで売るにはどうすればよいか?

皆さんならどのような方法を思いつくでしょうか。色々な方法があると思いますが、この本には、いかに自分を応援してくれる人を見つけれるか、応援してもらうためには、どのような態度でいればよいかなどが、わかりやすく書かれています。お金に対するマインドについての本ですが、保険の営業をする人にとって必要な考え方についても理解することができます。

保険営業に必要なスキルって?

お客様に対して、日々の生活に潜むリスクや、経済的損失が発生した際にどれだけのお金が必要となるか、などを説明し、ニーズ喚起することが一般的な保険の営業です。ただし、人はみな、自分の身に起こり得るマイナスな出来事について想像することを避ける傾向があり、保険という言葉を聞くと、「今は、保険の話は聞きたくないよ」と営業マンの話に耳を塞いでしまいます。

つまり、よほどリスクに対しての不安がある方でない限り、普通に保険の営業をしても売れることはまずありません。誰も健康な状態である時に、病気やリスクのことなどは考えたくないのです。

ではそのような方に対して、保険の契約をお預かりするために必要なスキルとは何なのでしょうか?

それは、不安を煽ることでもなく、無理に必要性を勧めることでもありません。必要なスキルとして重要なことは、いかに「人として信頼して頂くか」です。信頼して頂けるスキルをとにかく追求し、磨きをかけれる人こそ、トップ営業マンになることができるのです。

そして、人から信頼されるためには、人間としての器・保険知識の量が必要不可欠です。ぜひ、読書を通じてそれらを身に着けてください。

おわりに

今回、6冊の書籍についてご紹介をしてきました。すべての書籍について共通していることは、行動力と地道な努力が大切、ということです。営業という実践の場で、書籍で得た知識を存分に活用し、自分のスキルに変えていくことを継続した人が、トップ営業マンになれることでしょう。

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