保険代理店営業に向いてる人、向いていない人の特徴

最終更新日:2019/08/26

保険の代理店で働いてみたいけど、どんな人が向いているのか不安…

このように悩んでいるあなたに、この記事では実際に保険の代理店で勤務経験のある方を対象に「保険の代理店営業に向いている人、向いていない人はどんな人か?」をインタビューしてみましたので、保険の代理店で働くことに少しでも興味を持っているという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

保険の代理店営業に向いてる人

人とコミュニケーションをとることが得意な人

最も多く挙がったのが、人とのコミュニケーションが得意な人、という回答でした。論より証拠、実際の口コミをご紹介しましょう。

ともかくどんな人とも話しが苦にならない人。保険は、大切な人が病気になったとき、亡くなった時、働けなくなった時等、人生においてマイナスなイベントを想定して加入するものなので、かなり目の前の人の生活やお金事情に突っ込んで聞ける人、親身になれる人ならとても向いていると思います。あとは、深く考えすぎない人が向いていると思います。(27歳女性/直近1年以内に勤務)
保険の営業と聞くと、話し上手な人が向いているというイメージがありますが、それ以上に必要なのは相手の話を聞く、相手の気持ちを考えることができる人が向いていると思います。とにかく、営業成績だけをあげようと考えている人には向かないと思います。後は勉強が好きというより、意欲的に知識を取り込もうと考える人が向いていると思います。(44歳男性/現在勤務)
コミュニケーション能力が高い人。保険の営業では、保険の各商品について詳しく知っているのはもちろんですが、それだけではもちろんだめで、お客様のニーズを引き出せて、提案できる会話術がないといけません。保険はお客様の個人情報を聞き出してその年代や家族構成に沿って適切な商品を提案しないと、契約が取れなかったり、あとから別の商品に切り替えられたりするので、お客様と円滑に話せる能力がないといけないと思います。(26歳女性/直近3年以内に勤務)
営業にまわった先の、まったく仲良くないお客さん候補たちの世間話を聞いて、きちんと共感したり相づちをうったり、その内容を次会う時まで覚えておいたりすることができる、マメでお話やコミュニケーションが好きな人。お客さんのニーズを自分のノルマよりも優先させて動ける人の方が、効率重視で動く人より向いていると思います。(28歳女性/直近1年以内勤務)
やっぱり人付き合いがうまい人ですね。人付き合いがうまいとは、誰とも仲良くなれるとはちょっと違います。言葉でいうと、「相手の懐に飛び込んでいける」といった感じでしょうか。営業ですから人との交流というかできるだけ多くの人と出会う必要がありますので、社交性は、必須の条件ですね。加えて、キャラクター性と強いハートがあればなおよいですね。(38歳男性/直近3年以内に勤務)
保険代理店の営業に向いている人は、常に情報収集する能力とお客様との関係を大事にできる人だと思います。日進月歩進化している保険業界において、お客様目線で考えて、お客様のために提案することができる人には向いていると思います。人が好きで、人とのコミュニケーションを大切にしていて、分かりやすく提案できる人には向いています。(40歳男性/現在勤務中)

人とちゃんと向き合い、コミュニケーションをとることで信頼関係をスムーズに構築できる人が向いている、ということがおわかりいただけるかと思います。

精神的に強い人

続いて多く挙がったのが、精神的に強い人、という回答でした。

保険代理店の営業に向いている人は、知識よりも嫌われてもガツガツ行ける精神力のある方だと思います。いくら知識があっても売り込まないと意味がありません。いろんなところに電話をかけたり、知り合いにあたってみたり、約8割7割は嫌な顔して対応されてしまいます。ですがそれでもへこたれることなく続けられる人はとっても営業に向いている方だと思います。(31歳男性/直近3年以内に勤務)
自分に対して嫌な事を言われたり嫌な事が起こったとしても、次の日の朝には忘れてる事ができる人が営業に向いています。どんな環境であっても、いつも明るく元気で笑顔を作れる人は営業に強いと思います。保険の仕事をしていると、自分を紹介する時になんや保険屋かと煙たい顔をされる時がほとんどです。そういうことに傷ついて落ち込んでいる暇は無いと思います。常にプラス思考で前向きな人は向いています。(41歳女性/現在勤務)

保険の代理店だけでなく、どの業種にも言えることかもしれませんが、営業という仕事は時にハードです。その際に気持ちを自分の中でうまく切り替えられるかどうかがポイントということですね。

その他のコメント

その他の口コミとして、「人脈がある人」「清潔感のある人」「連絡がマメにできる人」などの声が見られました。代表的なものをご紹介しましょう。

全くの新規開拓はかなり難しいため、広い人脈が必要であると考えるため、広い人脈がある人、人脈作りが得意な方・苦ではない方、その人脈を使って情報収集するのが得意な方が向いていると思います。また取り扱う保険の知識だけではなく、取り扱っていない保険の知識もある程度必要であるため、自ら研究・学習できる方が向いているかと思います。併せて、保険契約までは時間がかかるので、辛抱強い方が向いていると思います。(32歳女性/直近3年以内に勤務)
お客様の未来を一緒になって考えれる人。こまめなアフターフォローができる人。外見が爽やかで清潔感のある人。保険商品の話だけでなくお客様にとってお得な情報を提供できる人。この4つが特に大切だと考えます。こちらの話ばかりしてもダメですし、加入していただいてからの付き合いの方が長いわけできちんとフォローしていかなければいけないですし、これらがストレス無くできる方は保険営業に向いていると思います。(30歳男性/直近1年以内に勤務)

保険の代理店営業に向いてないのはどんな人?

コミュニケーションに難がある人

相手の話を聞かない、相手の気持ちを考えられない、そもそも人と話すことが苦手、などコミュニケーションに関わるスキルが不足している人には保険の代理店営業は向いていないという結果でした。

口コミを見てみましょう。

まったくお客の話を聞かない、自分の身の上話や過去の栄光などの話ばかりと言う人は嫌われます。そういう人は信頼されませんし、例え相手が聞いてくれていたとしても、早く終わらせて欲しいと思っていることは間違いないです。又、知識不足の偏見者は不向きです。人の生命に関わる仕事ですから、膨大な知識はポイントを押さえて常にたくさん取り入れて、その知識をたくさんのお客様へ伝えていかないと話に重みがありません。たくさん見てきてますが、保険商品の話しかできない保険営業の人は弱いと思います。また社会勉強不足な人は向いていないと思います。(41歳女性/現在勤務)
単純にお客様の事、相手の事を考える事が出来ない人は無理だと思います。余程、魅力的な商品を持たされればこちらから営業をしなくても、お客様はやってきますし、簡単に契約は取れると思います。しかし、実際は多くの人が何かしらの保険に加入はしていますし、商品そのものに大きな違いがないことが多いので、自分の成績を上げる為だけの強引な営業をする人、つまり、自分のことしか考えていない人には向いていません。(44歳男性/現在勤務)
人と話すのが苦手・不得意の人。お客様と会話ができないとそもそも保険の契約は取れません。あと、お客様が信頼できる担当者でないといけないので、印象が暗い人や不潔に見える人も向いていません。(26歳女性/直近3年以内に勤務)
毒にも薬にもならないような人たちの話をひたすら聞き続ける忍耐力がない人は、保険の営業になっても十分な成績を残すことができないのではないかと思います。また、元々仕事以外の話を同僚やお客さんとすることが苦手な人も、保険の営業につながるきっかけをなかなかつかめなくて困ってしまうことが多いように感じます。(28歳女性/直近1年以内勤務)

人に遠慮しすぎてしまう人

「コミュニケーションに難がある人」と重複する部分もありますが、人に遠慮をしすぎてしまうという人も向いていないという声が多く挙がりました。

お客様の生活やお金事情を突っ込んで聞かないといけないので、遠慮してしまう人は向いていないと思います。また、目の前の人のことを家族のように真剣に考えて契約をしてもらうものなのに、どうせ他人だから、成績が大事だから、と急かしてしまう人は一時的には成績は良くなるかもしれないけれども、長期的に仕事をしたい場合は難しいと思います。(27歳女性/直近1年以内に勤務)
保険代理店の営業に向いていない方は、 知識だけが多いだけで、嫌われるのが怖い方だと思います。知識だけあってもやはり当たって砕けろという感じで数を打たなくてはいけません。ですので、良い商品を売りたければやはり色々な所にアタックできない方は向いていないかと思います。

それとこれからはソーシャルネットワークを活用が苦手な方は向かないかもしれません。成果を出している人はSNSをうまく活用している人が多いです。(31歳男性/直近3年以内に勤務)

人脈作りが苦手な人や人見知りの方は向いていないと思います。新規開拓で加入してくださる方の割合は絶対的に少ないので、人脈形成が苦手な方は向きません。また、保険は決して安い買い物ではないため、お客様が保険に興味を持っていただいてから加入するまでの期間が長くなる場合があるので、気が短い方や飽きっぽい方は向かないと思います。(32歳女性/直近3年以内に勤務)
人付き合いが苦手な方、社交性がない方は向いていないと思います。保険代理店は、お客様のライフプラン等を伺い、アドバイスする仕事なので、信頼の置けない人間も合わないですね。あとは、なんといっても保険を説明できること。人に説明すること・伝える能力がないと、ちょっと厳しいでしょう。(38歳男性/直近3年以内に勤務)

自分の利益のことしか考えてない人

3つ目に多かったのが、「自分の利益のみを追い求めている人」です。

自分の稼ぎのためだけに働いている方です。営業の世界は基本出来高で給料が変わってきます。当然営業マンにも生活があるわけでそこは意識をしなければいけないところだとは思いますが、それだけではお客様はいずれ離れていくでしょうし、長続きはしません。私の周りの人間を見ていると、お客様のために働いた結果が給料として返ってくるという考えを軸に持った営業マンでないと厳しいかと思います。(30歳男性/直近1年以内に勤務)
保険代理店の営業に向いていない人は、自分の利益を最優先にして、お客様目線での提案ができない人には向いていません。保険は一生の付き合いにできる仕事だと思いますので、人との付き合いを大事にできない人にも向いていません。勉強会などに積極的に参加して、常に知識を学ぼうという意欲のない人には向いていないと思います。(40歳男性/現在勤務中)

自分の利益のみを追求するという姿勢が見え透けてしまう人は、短期的には成果を出せるかもしれませんが、中長期的に見るとジリ貧になっていくものです。自分のことだけでなく、お客様のことを考えるという姿勢を以て仕事に取り組むことができる人が向いていると言えるでしょう。

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