東京慈恵会医科大学附属病院の評判・口コミ

東京慈恵会医科大学附属病院への入社理由・志望動機

大学付属の看護専門学校に3年間通っていました。付属病院に実習に通っており、病気を診ずして病人を診よという病院の理念に共感し、患者さんそのものを診るという姿勢に感銘を受けました。実習先で働く先輩看護師を見て、先進医療を行う大学病院でも通用するような看護師になりたいと思い、付属病院への就職を決意しました。

東京慈恵会医科大学附属病院での年収・給料：480万円程度

同世代の子と比べると高給料と思われがちですが、毎日の残業は2～3時間が当たり前です。8時出勤をして終電帰りになることもしばしばありました。夜勤でも休憩がほとんど取れず12時間以上働き続けることもありました。この勤務内容での、この給料では低賃金だなと常に感じていました。家賃手当も19000円と他の病院と比べると安いです。夜勤手当も他の病院と比べるとかなり少ないです。その分ボーナスはいいですが、月給は少ないと思います。

東京慈恵会医科大学附属病院のワークライフバランス

研修や委員会での休日出勤は当たり前です。研修はほぼ毎年必須、研修に参加するにはたくさんの課題を提出する必要があり、休みの日にも病院へ通い課題に取り組むことが多々ありました。また、委員会や係の仕事も勤務時間内に行うことはできないため、休みの自由時間に仕事をこなすしかありません。もちろん自主出勤のため、給料は発生しません。それを考えると、ワークライフバランスはほとんど取れないような環境でした。休みの日はしっかり休みたいという人には向いていません。

東京慈恵会医科大学附属病院の福利厚生

病院勤務にもかかわらず、医療費は全て自己負担です。割引も利きません。（入院した場合には部屋代の免除はされるようです。）毎年夏休みは1週間しっかり貰えます。有給は毎年更新されますが、ほとんど消化することはできず、体調不良での欠勤などに当てられます。退職の際にも有休消化はしてもらえず、給料に返上してもらうこともできません。退職日ギリギリまで働いて、有給は消失させられます。福利厚生はあってないようなものでした。

東京慈恵会医科大学附属病院はホワイト／ブラック？

研修体制や教育体制、職場の物品等の環境は申し分ないと思います。病院なので仕方ないとは思いますが、患者さん第一のため職員のワークライフバランスや給料などは後回しです。また、大きい組織のため上司の言うことは絶対で、有休消化ができなかったり残業を申請よりも少なく報告される場合もあるので、決してホワイトとは言えないと思います。