サイゼリヤの評判・口コミ

サイゼリヤへの入社理由・志望動機

学生時代にアルバイトをしていました。アルバイトながら色々と任せてもらっていたので、仕事は楽しかったです。そんな中就職活動の時期が近づいてきた時、当時の店長に入社しないかと誘われたのが一番の動機です。もともと人と接するのが好きで、仕事は接客を伴うものにしようと考えていたので、真剣に入社を考えるようになりました。

サイゼリヤでの年収・給料：600万円

同年代と比較しても給料は高く、貯金もどんどん貯まりました。また、何よりサービス残業はほとんどなく、働けば働いただけしっかり給料をもらえました。毎年必ずベースアップしますし、昇格するごとに年収は約100万円ずつ上がっていきます。ボーナスは業績連動型ですが、一番多い時で1回のボーナスで約4か月分支給されたことがありました。20代で月収の手取り30万円も十分可能であり、私もそうでした。この様な理由で給料には満足していました。

サイゼリヤのワークライフバランス

私は店舗勤務でしたが、休日が少ないことが一つの理由です。私が勤めていたころは月平均6～7休でした。ひどい時は月3休もあり、21連勤も経験しました。希望日は原則休めましたが、他は自分で設定しても上司に組み替えられることがありました。休日はアルバイトの出勤状況に左右されるので、計画的に休日の予定を立てることはほぼできません。休日でもよく連絡が来ますし、仕事とプライベートの境目がなく、本当にゆっくりできる休日はめったにありません。出世すればする程その傾向は強くなります。

サイゼリヤの福利厚生

制度上の福利厚生はしっかりしていますが、現実では機能していないことが多いです。例えば、私の場合、有給休暇を取ることができたのは入社1年目に数回だけでした。あとは使いたくても使えず、有給の権利を取得して2年経つと権利が消滅します。その繰り返しでした。他には産休や育休の制度もありますが、取得している人を知りません。店舗は常に慢性的な人員不足で余裕がなく、有給も含めまとまった休日が欲しかったら辞めるしかないのが現実です。

サイゼリヤはホワイト／ブラック？

社員の過酷な労働条件の影響で、退職する人が後を絶ちません。私もその一人です。会社として、人材不足が人材不足を生む負のスパイラルとなっています。会社として様々な施策を打ち出していましたが、どれも的外れでした。施策は本部社員が考えますが、店舗社員と考え方に乖離があります。本部社員はホワイトな労働環境の上、職位も高いので給料も高いです。店舗社員が本部社員になれるのも非常に狭き門でした。その中で何とか店舗社員の労働環境を改善しようと自分が努力し、店舗組織を強化しても他の店舗が崩れているので、そちらのフォローに回されるだけでした。異動してもその繰り返しです。人事評価制度も毎年のようにコロコロ変わり、努力している人が報われているようには思えませんでした。離職者が後を絶たないのもうなずけます。