ホテルスタッフの仕事内容・年収・やりがい・将来性

今回は、ホテルのスタッフとしてお勤めの女性(20代前半)にお話を伺いました。ホテルのスタッフの仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか？それともきつい(激務)のか？将来性はどうなのか？などなど、ざっくばらんに回答してもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください。

回答者プロフィール

ホテルのスタッフの仕事内容

ホテルのロビー内に立ち、お客様のお出迎えを初め、ご予約の確認を行い、フロントデスクまで案内し、フロントデスクへ予約の方であるかどうかを伝えること、ホテルを利用される方の一時荷物預かり、エレベーターの乗り方や施設案内をお部屋に移動するまで行い、お部屋についてからは、アメニティの紹介や暖房冷房の使い方などのお部屋内の案内、それ以外としてはお客様への観光案内、タクシーの手配などがお仕事となっております。

ホテルのスタッフの仕事でやりがい、不満に感じていることは？

私の仕事で一番のやりがいと言えば「ありがとう」という感謝の言葉に尽きます。私たちのお仕事は、サービスを提供しており、形のない商品を取り扱っております。そのため、商品が見えないために最初のころはしんどい仕事を何故やっているのかと悩んだこともあります。しかし、お客様の笑顔と感謝の言葉が私を支えています。今はこの言葉を言ってもらえるように当たり前のことだけではない付加価値を付けたサービスの提供を心がけております。

私の仕事は毎日基本的に同じようなことの繰り返しです。ですので、飽きることもありますし、ノイローゼで辞めて行かれるかたもいらっしゃいます。その中で、ミスは許されず、少しのことでお客様からお叱りの言葉を頂きます。こういったことに耐えれる精神的な部分が必要になってきます。私たちも人間ですから嫌なこともありますが、こういった心の浮き沈みをできるだけ無くすようにすることが一番きつく、辛いと感じてしまう部分だと考えています。

きつい方だと思います。

向いている人、向いてない人

私たちの仕事に向いている人は、誰かに喜んでもらいたいと心の底から思っている人です。ホテルという場所は、ホテルを利用したことのある人ならわかると思いますが、利用するときに何かしてくれるんじゃないかと期待していらっしゃる方が多いのです。自分にだけ特別な何かをしてくれたらいいなという気持ちがある人もいます。そういった方々を喜ばすことは容易ではありません。この人たちを期待以上に喜ばす方法を考えるためには、心底お客様のためにという気持ちがないといけないのです。

この仕事に向いていないのは自分中心の人です。私たちの仕事は優先順位が自分が一番下ではないといけません。お客様のことを考えるだけではなくて、同じく一緒に働く人たちにも気配りが必要です。困っている人を助けれる力が無いとだめなんです。自分中心の人は、自分が優先であり、自分が一番でなければならないことが多いので、クレームの対象になったり、ホテルで働く方々のチームワークを揺るがすことになってしまいます。

ホテルのスタッフの将来性

将来性はあると思います。

現在、日本の観光業界を盛り上げるべく、政府が力を入れています。訪日外国人観光客は年々右肩上がりという成長を見せ、同時にホテル不足が深刻化しています。現在のホテルでは、従業員不足が進み、ネコの手も借りたい状態になっています。ですので、この業界は必ず就職先があり、将来性が高いと言えるでしょう。ぜひ、ホテル業界へ進んでいただけたらと思います。

 

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