PwCコンサルティングの評判・口コミ

PwCコンサルティングで働いて良かったこと

上司には妻子持ちの方が多く、仕事と家庭のワークライフバランスがとれている方が多いです。要因としては、会社としてもリモートワークや多様なキャリアプランを推進していることが挙げられます。実際に、私の上司は17時以降にはご子息の保育園の迎えにいくため退勤しております。一方で、短い時間で最大限の成果を出すための仕組みも整っております。

PwCでは、個々人の人事評価に多大な時間をかけています。実際の人事評価は、キャリアコーチ（PwCでは、各社員にコーチとしてタイトルが上の社員がアサインされ、キャリアやプロジェクトの相談を行う）とプロジェクトマネージャーの2人からの評価によって決定します。人事評価の前には、キャリアコーチとプロジェクトマネージャーのそれぞれとの面談が設定され、個々人が納得のいく人事評価となるように制度化されています。

PwCコンサルティングへの不満

PwCの給料は他のファームと比較すると決して高くはない上に、住宅手当や社宅がないため、新入社員（まだ給料が高くない）にとっては、苦労する場面が多いです。オフィスに近いところに住みたい一方で十分な給料ではないため、なくなく断念せざるを得ないといった現状です。特に、コンサルティングファームは時期によっては激務となり、休息時間確保のためにもオフィスに近い場所に住みたいというのが本音です。

他のファームと比較してスタッフ陣の給料は低い一方で、パートナー（役員陣）の給料はとても高いです。正直、パートナーの給料を減少させてスタッフに還元してほしいという声は現場からちらほら聞こえております。そんな現場とは対照的に、経費申請の厳格化やプロジェクトの金額確保など、パートナーの収入を上げるためとしか思えない施策が社内では打たれている印象です。

PwCコンサルティングはホワイト／ブラック？

まず、残業が美徳とされていない風土があります。残業が多い人は、仕事効率が悪いと認識される環境です。また、残業時間が多いプロジェクトのマネージャーは評価が低くなるため、マネージャー・スタッフ含め、いかに残業しないかという意識が強いです。

いわゆるコンサルタント（冷徹でロジックばかり振りかざす人）はPwCには向いていません。PwCの文化として、「One PwC」というものがあり、PwC全体で協力してプロジェクトを成功に導こうという意識があります。プロジェクト遂行の際に、不明点が出た際には他の社員の方々に質問を仰ぐし、その逆もしかりです。そのため、社内コミュニケーションが活発なので、他人に興味が持てない人はやがて駆逐されていく傾向にあります。