さなるの評判・口コミ

さなるへの入社理由・志望動機

「社会に貢献する人材の育成」というスローガンと、実際に教壇に立っている講師の模擬授業に強く魅力を感じて志望しました。もともと教育業界志望でしたが、多くの企業が営業手法や利益獲得についての手法を説明会の内容の中心にするところ、「人を育てるとは」や、「どうやって関わった生徒の人生を変えるか」といった理念のお話が中心だったため、生徒を第一に考えることができる企業である、という点に大変惹かれて志望しました。

さなるでの年収・給料：400～499万円

まず、週休は基本的に1日のみとなります。私が勤めていた際は、平日のいずれかの日にちがお休みになるというものでした。平日の勤務は13時30分から22時30分までですが、塾講師のため、生徒対応や保護者対応があると0時を回ることも少なくありませんでした。土曜日や日曜日は授業が朝から実施となるため、勤務時間は8時30分開始となりますが、夜の授業もあるので、終了時刻は22時30分のまま変わりませんでした。このような残業が発生する仕事である一方で、残業は月100時間までのみなし残業でしたので、固定残業手当以外が支払われることはありませんでした。また、ボーナスについては額面が提示されるだけで、内訳が明らかになることはなかったので、いったいどのような評価を受けてその金額になっているのかが全くの不明という状態でした。

さなるのワークライフバランス

休みが週に一度のみのため、体力をしっかりと回復する機会がありません。また、残業はして当たり前の風土があるため、残業せずに先に帰ることが難しい場面も多かったです。その上、「食事会」や「ゴルフ」などの予定が突発的に入るので、週1日の休みも自由に使えない日がありました。仕事の付き合いがある方としか人間関係は構築されず、学生時代の友人と話したり、新しい知り合いと出会うこともありませんでした。とにかく仕事以外のことをしている時間が少なかったです。

さなるの福利厚生

まず、有給休暇は自由に取得することはできません。社員は自分にいったい年間何日の有給休暇が付与されているかを知ることもできません。ただし、働き方改革が叫ばれていることや、年間休日の実績日数があまりに少なくなってしまうため、年に2度程、「この日からこの日までは休むように」というお達しがあります。その期間については自分で選ぶことはできず、どんなに業務が重なっていても決められてしまうので、強制的に4−5日の有給休暇を取得させられるタイミングが年に2回あるという形です。人によっては、「来週5日間休みです」と突然伝えられることもありました。また、年末年始やお盆、GWなどにお休みがありますが、日報の記録を良く見ると「有給」と記載されています。こちらは全く同意していませんが、新卒1年目から退職するまでずっとそれらの大型連休に勝手に有給があてがわれていました。

さなるはホワイト／ブラック？

理由はたくさんありますが、何よりも福利厚生の不充実、業務量に対する給料の安さ、そして人間関係を社内だけにとどめさせようとする体質、この3点がブラック企業と感じる由縁だと思います。特に人間関係を社内にとどめさせる点に関しては徹底しており、会社の話を具体的に外部の人間に伝えることで、自分の労働環境の異常性に気づかないようにしているとすら思われます。新卒で入社したため、会社というものはこういうものだと思い込んでいましたが、色々と視野を広げて会社選びをするべきだったと後悔しました。