丸善ジュンク堂書店の評判・口コミ

丸善ジュンク堂書店への入社理由・志望動機

本が好きで専門書を多数取り扱う大型書店に憧れがあり、以前から書店員として働いてみたいと思っていました。書籍や出版社に関する知識に加えて、大学が英文科だったので、語学書や辞典に関しても詳しいという自信がありました。また、得意な英語を、洋書の発注や外国人のお客さまの接客にも活かせると思い、ジュンク堂で働くことを志望しました。

丸善ジュンク堂書店での年収・給料：200万円未満

準社員とはいえ時給制だったので、週5日、1日8時間働いてもお給料は手取りで10万ちょっとでした。本の発注、売場管理、フェアの企画、出版社の営業担当との打ち合わせ、クレーム対応、問合せ対応、レジ業務、店内清掃と書店員の仕事内容は多岐にわたるため、それらと照らし合わせても給与金額は妥当だとは思えませんでした。私は一人暮らしをしていたので、本屋の給料だけでは足りず、夜から掛け持ちで仕事をしていました。周りにも結婚を機に辞めてしまう人が一定数いました。

丸善ジュンク堂書店のワークライフバランス

クリスマスのかき入れ時やお正月などはお店が忙しく、残業することが当たり前になっていました。1日中立ちっぱなしの仕事なので、残業が続くと身体の疲労がひどく、中にはヘルニアなど腰を痛めてしまう同僚もいました。私の担当する売場は月ごとに様々なフェアを開催していて作業量が多く、書籍の改訂などがあるとその日のうちに棚の入れ替え作業をしなければならないことが頻繁にあったので、定時で帰れる日は少なかったです。仕事とプライベートの両立ができているとは言えない状況だったと思います。

丸善ジュンク堂書店の福利厚生

雇用保険もあり、交通費も毎月支給されていたので、福利厚生に関して特に不満に思うことはありませんでした。私は働き始めて2年目くらいに、足の手術をすることになり、3週間近く大きな病院に入院しましたが、その時に本部の総務の方がスムーズに手続きをしてくだったので安心感が大きかったです。きちんと保険がおりて、そんなに待たずに手当を受け取ることができたので、会社に守られていると実感しました。

丸善ジュンク堂書店はホワイト／ブラック？

仕事内容や業務量に対してあまりにも給料が低く、ホワイト企業とは言えないと思います。会社自体も自転車操業で、出店と退店のサイクルが早く、売り上げの上がらない店長はすぐに飛ばされるなど、本部の人はデータしか見ていないと感じることが多くありました。経費削減のため、残業が禁止になった頃はみんなタイムカードを押してから残って仕事をしていたので、ブラックな環境だったと思います。