日本赤十字社の評判・口コミ

日本赤十字社への入社理由・志望動機

私は関東地方の大学に在学していましたが、近い将来起こるであろうと予想されている「首都直下型地震」に対して懸念を抱いていました。その頃から、「防災」や「災害救護」に興味を持ちはじめました。就職活動時、東日本大震災の救護活動を行っていた日本赤十字社のことを知り合いから聞きました。日赤では大卒枠の職員の募集があると聞き、応募しました。

日本赤十字社での年収・給料：約350万円

私は血液事業に配属され、献血ルーム、献血バス、献血運搬車の業務を経験しました。客観的に見れば決して高い給与では無いかもしれませんが、特に高度な技術や専門的な技術が必要な仕事ではないため、妥当な報酬であると思います。また、私は正規職員ですが、私と同じ作業をしている嘱託職員やパートタイマーは、私より更に低い給与で働いています。そのため、同じ業務でこれだけの給与が貰えるのはむしろ恵まれているように思います。

日本赤十字社のワークライフバランス

残業の多さやワークライフバランスが取れているかに関しては、結局のところ部署や係によるため一概には言えません。部署や係によってはサービス残業が常態化しているところも多くあります。私が経験した部署の中で残業時間が長いのは献血バスです。その理由は、朝の出発時間が早く、帰庁するのが遅いためです。献血バスの部署での残業時間は、多い時でサービス残業を含めれば80～90時間ほどあったと思います。ただ、私の場合は独身者で趣味も特に無いため、今のところ困ることはありません。

日本赤十字社の福利厚生

通勤にかかる交通費は定期代が年2回支給されます。また、健康診断も年1回の受診があります。住宅手当も支給があります。血液センターの場合、県によってあるところと無いところがありますが、互助会を設けている県もあります。互助会の会員になると誕生日プレゼントのカタログが送付されるほか、年1回の懇親会（会員は参加費無料）などがあります。日赤病院や各県支部の福利厚生については分かりませんが、だいたい同じようなものがあると思います。

日本赤十字社はホワイト／ブラック？

正規職員として働いている限りはブラック企業という認識はあまり無いと思います。しかしながら、嘱託職員やパートタイマーとして勤務する場合、ブラックに感じる人が多いかもしれません。なぜなら、正規職員と同じ業務をしていても、嘱託職員やパートタイマーの給与は正規職員のそれよりも大幅に低いためです。部署によっては嘱託職員やパートタイマーの方が拘束時間が長いこともあります。正規職員への登用制度もありますが、登用される年齢に制限があります。