キリンビールの評判・口コミ

キリンビールへの入社理由・志望動機

学生時代に飲み会が好きであったことがきっかけです。お酒を通すと人とのコミュニケーションが普段よりも円滑になることが楽しく、この会社での業務を通して社会をより明るくできるのではと考えました。また、大学の先輩から食品は安定している業種で、中でもビールメーカーは待遇がよいと聞いていたことも志望動機の一つです。

キリンビールでの年収・給料：1000万円

給与水準に関してはここ数年1000万を超えており、世間的に見れば高収入の部類にも入るので満足しています。とはいえ、収入が上がると税金が高くなることもあり、実際には年収が800万を超えた辺りからは手取りが増えた、暮らしが裕福になったという実感はそれほどありません。また、全国転勤が数年おきにあって不定期であるため、人生設計は立てづらいです。会社は持ち家を推奨していますが、持ち家を買って異動となったことで結局住めていないという先輩の話もよく聞きます。結果として、給与水準は高いものの、良いことばかりではないということで「とても満足」ではなく「満足」水準なのかなと思います。

キリンビールのワークライフバランス

職種や得意先にもよると思いますが、残業やワークライフバランスに関してはとても満足しています。会社として働きがい改革には非常に注力しており、オフィスはありますがリモートワークを基本としています。これはコロナ禍でスタートした制度ですが、コロナに関わらず柔軟な働き方の実践として、今後もこのリモートワークは継続していくことを会社が表明しています。そのため、通勤時間を業務時間にあてるなど、自分の時間は平日も含めて自由にデザインできるようになっています。

キリンビールの福利厚生

福利厚生については一般企業と比べればそれなりに充実していると思います。利子補填のある財形貯蓄、購入支援補助金のある持ち株制度、働けなくなった際の収入補償保険、確定拠出年金など、働く人に安心な資産形成についての制度が整っています。ただし、以前は全国に格安の保養所があった他、外部提携サービスでの宿泊などが格安になる優待サービス、スポンサーでもあるTDLのラウンジなどの特典など、従業員や家族が使える制度があったのですが、ここ10年ほどで全て廃止、または縮小されています。働く人の安心へのシフトといえばそうなのですが、この会社ならではの制度や特色はなくなったように感じます。

キリンビールはホワイト／ブラック？

会社としては完全なホワイト企業だと思います。1日の所定労働時間が7.5時間と普通の会社よりも30分短いにも関わらず時間外手当はフルに出ますし、法定基準を超えるような働き方があれば上司とその上司含めて改善に向けて一緒に考えて取り組みます。人間性の尊重を掲げており、傾聴については非常に重視しています。よって、社内の風土や社員全員（元の性格はさておき）相手を尊重し、話を聴くという姿勢が備わっています。制度上も人も非常にいい会社だと感じています。ブラックな部分があるとすれば、営業として社外の得意先に対峙した際に、得意先の担当者によっては無理な要求や休日の電話、いやがらせされることがないわけではないということです。酷い得意先は大分減りましたが、得意先は社内とは別の風土であることと、メーカーで買ってもらう立場でもあるのでどうしても強く出られないため、これはある程度仕方ないと考えています。