工業用向け精密機械製造のバイヤーの仕事内容・年収・やりがい・将来性
最終更新日:2019/04/24
今回は、工業用向け精密機械製造のバイヤーとしてお勤めの女性(30代前半)にお話を伺いました。工業用向け精密機械製造のバイヤーの仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか?それともきつい(激務)のか?将来性はどうなのか?などなど、ざっくばらんに答えていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
今回お話を伺った人
- お仕事:工業用向け精密機械製造 バイヤー
- 会社規模:100~299人
- 勤続年数:7年目
- 新卒 or 中途:中途入社(5社目以上)
- 前職:製造業 営業事務
- 雇用形態:正社員
- 現年収:400~499万円(入社時300~399万円)
- 性別:女性(仮名:みちょぱん)
- 年代:30代前半
工業用向け精密機械製造のバイヤーの仕事内容
よろしくお願いします。
自社製品に使う部品などをメーカーから購入する業務です。新規メーカーを開拓したりしています。バイヤーの立場ですが、輸出・輸入をすることもまれにあります。バイヤー業務と並行してロジスティクスの業務を行っており、自社製品の客先への出荷、加工区間の輸送なども請け負っています。厳しい状況下にある物流業者とのかかわりは製造業においてかなり重要なところだと認識しています。加工区メーカーへの監査棚卸で日本全国に訪問しています。
工業用向け精密機械製造のバイヤーの仕事でやりがい、不満に感じていることは?
設計・技術社員からこのような商品を探していると言われて自分のメーカーで扱いがあるところを紹介して喜んでもらえた時は本当にやりがいを感じます。バイヤーの知識はあればあるほど困らないのでより幅広い知識をメーカーと面会して得ています。輸送効率をあげてコスト削減をした際にも喜びを感じました。お客さん相手ではなくメーカー相手なのでほどよく力を抜いて業務できるところが楽しいと思います。フレックスなのでライフワークバランスを保ちながら仕事が出来ます。
やっていることがマンネリ化してしまうということがあります。毎日同じ業務内容があるかといえばそうではなく1か月で波がかなりあります。受け持っているメーカーもほとんど変わらないので担当者とのなあなあな関係でゆるさがかなりあります。外資系日本法人のため、英語が必須です。英語のヒアリング・ライティングが出来ないため業務中も翻訳ソフトを使いながら業務をしていますが、英語が社用語となっているので本当に苦痛です。
とても楽でホワイトだと思います。
向いている人、向いてない人
NOならNOとしっかり主張できる人には向いていると思います。メーカーの担当者も初対面に近い人と話さないといけないので人見知りをしない方の方が打ち解けるのも早くていいかもしれません。勉強が好きな人は自分の専門分野を広げることができるので、努力を惜しまない人、あとはストレスを溜めにくい人が向いていると思います。
責任感が強すぎて重圧に押しつぶされてしまう人には向いていないかもしれません。あらゆる方面からの指摘が多いため抱え込みすぎると心を病んでしまうことがあります。人とのコミュニケーションをとることが本当に大切で当たり前ですが、報連相が最低限できないといけないと思います。
工業用向け精密機械製造のバイヤーの将来性
将来性はあると思います。
これからは水素(電気自動車など)が重宝される時代です。環境に優しく次世代の産業を支えている業種だと思っています。コスト削減など厳しい状況下の中働いていますが、やりがいは本当にあるので、スキルアップや人とのコミュニケーションをしっかりしたい方にはおすすめしたい仕事だと思っています。これからは海外調達も重要なので、英語がしっかりできればより良いと思います。