病院の臨床心理士の仕事内容・年収・やりがい・将来性
最終更新日:2019/04/24
今回は、病院の臨床心理士としてお勤めの女性(30代前半)にお話を伺いました。病院の臨床心理士の仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか?それともきつい(激務)のか?将来性はどうなのか?などなど、ざっくばらんに答えていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
今回お話を伺った人
- お仕事:病院 臨床心理士
- 会社規模:500~999人
- 勤続年数:7年目
- 新卒 or 中途:新卒入社
- 雇用形態:正社員
- 現年収:400~499万円(入社時300~399万円)
- 性別:女性(仮名:さくらもち)
- 年代:30代前半
病院の臨床心理士の仕事内容
よろしくお願いします。
3つの部署を掛け持ちしています。一つは患者様の心の状態を把握するための検査を実施しています。時に心理療法の面接をすることもあります。2つ目は、外来の窓口で、担当患者様の最近の様子の聞き取りや薬の飲み具合などを聞き取り、必要に応じて看護師さんや医師へつなぐ役割です。3つ目は入院患者様の面接です。担当エリアが脳の疾患の方が多く、悲観的になりやすい方か多いので、面接しています。時にその患者様のうつ状態の把握のための検査もします。
病院の臨床心理士の仕事でやりがい、不満に感じていることは?
一人での仕事内容になるので、自分のペースで取り組むことができ、スケジュールもしやすいので、楽に楽しく取り組むことができます。心に関する分野なので、なかなか目に見える結果は出ません。患者様の感覚的な部分も必要になります。なので、面接を進める中で少しでも役にたった、話してスッキリした、楽になった気がする、といった言葉をもらえた時ぐ仕事のやりがいを感じることができる瞬間です。また、日々学ばなければならない職種なので、あたらしいことを学ぶことはたのしいです。
一人での仕事です。時に自分のやっていることが大丈夫なのか、間違っていないのかについて考えます。相談できる人がそばにいないことは、きつく、不満に感じている点でもあります。また、担当の患者様が来院されないときはひたすら事務作業や来院に対する確認の電話になります。私は事務作業は苦手なので、そのときは非常につまらなく感じ、早く終わらないかなということばかり考えています。また、上司に同じ職種がいないので、自分の仕事内容を理解してもらえないのは不満です。
きつい方だと思います。
向いている人、向いてない人
あまり感情に流されないタイプのほうがいいと思います。友人や相手の話を聞きながら、ひどく同情などをせず、他人事のように冷静に聞ける人のほうが仕事に向いていると思います。また、常に学び続けないといけない職種であり、自分の欠点を受け入れなければなりません。嫌なことに対しても向き合える努力ができる人がいいと考えます。
気持ちが優しい人だと思います。相手のことを自分のことのように悲しみ、楽しみ、感情移入できる方は向いてないというか、面接を重ねるたびに辛くなっていくと思います。また、自分の力をおごっている人は自分が相手に与える影響ではなく、患者様の症状がすべてであると考えてしまい、とても怖い治療をすると思います。そういう人は特に避けてほしいです。
病院の臨床心理士の将来性
そこそこ将来性はあると思います。
これから国家資格になり、認定資格であったときよりも地位が保証されていくと思います。お給料の面でも、今まで低い賃金だったのが、少し安定するのではないかと思っており、そういった面でも将来性はあると思います。ただ、まだ始まったばかりの法案なので、今後どうなっていくのかわからない点があります。