ロシュ・ダイアグノスティックスの評判・口コミ

ロシュ・ダイアグノスティックスに満足していること

外資系製薬会社だけあって給与は良かったです。自分と同年代の人と比べて１．５倍くらいはいただいていました。毎年の昇給も着実に上がっていました。ボーナスのシステムが他の日系にはないシステムでした。半年ごとに個人目標を設定しますが、それにどの程度届いたかでボーナスが既定の何％もらえるか変動します。ほとんどの場合は９０％から１０５％の間に収まるのですが、一応変動幅は０％から１５０％だったと記憶しています。成果を出した時に１２５％頂けたことがありました。

入社当時はまだまだ経験も浅かったのですが、チャレンジ精神のある人にはどんどんチャンスを与える社風なので、かなり大きな予算を持たせていただき、メディアを招いたイベントなどを企画運営を任せていただいたことは大きな経験になりました。そういった大きな経験をこなすための研修も充実していたのが良かったです。他の同僚は、社内で英会話研修を受け、若手ながらも海外研修に行ってました。ビジネスコミュニケーションやプレゼンの研修なども時々開催され、そこで自信をつけて仕事に挑めるのは心強かったです。

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ロシュ・ダイアグノスティックスへの不満

外資と言えどもまだまだ日系の年功序列はそのままです。どんなにできる人でもいきなりの昇進はありません。毎年成績に応じてポイントが上がったり下がったりしながら、そのポイントが一定数になったら昇進のチャンスがやってくる仕組みです。よって、計算してみると新卒だった場合に最短でも役職がつくまでに８、９年くらいかかったように思います。そのため、優秀な役職なしの若年層は数年経つと競合他社から好待遇で引き抜かれてしまい、ライバル社のために良い人材を育てたような感じになってしまうことは残念でした。社内の人の入れ替わりは平均より多いと思います。人が入れ替わると一緒に擦り合わせてやっていた仕事は3歩後退したところからになってしまって大変でした。

成果がボーナスに反映されたり社内表彰があることなど、互いの競争心をかきたてる仕組みがあったので良い意味ではやる気のある人が多かったです。悪い意味では競争心によって特に営業の男性など他者を蹴落とす空気があからさまで辛かったです。部署にもよりますが。外勤者の内勤者に対する厳しい目もはっきりしていました。そんなこと気にもせずガツガツ行ける気質の人には向いています。落ち着いてコツコツマイペースで仕事をしたい人には向かない環境です。

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ロシュ・ダイアグノスティックスはホワイト／ブラック？

医療系の学会で土日祝日に仕事があることもありますが、ちゃんと振替休暇を取れていました。有給も取りやすい環境でした。産休明けの方も複数いて、時短勤務で続けることができていました。退職時、会社側から残った有給を買い取ることを提示していただいて、最後まで良心的でした。

上で回答したように、マイペースに落ち着いた環境で仕事をしたい人には向かない会社です。そのような希望・人柄の人だと、複数回転勤を命じられたり、成果のために競争することを求められたりするとブラックだと感じることもあるのかもしれません。製薬会社のグループではありますが、研究開発は全て海外で行われていて、日本では販売活動です。そのため、理系の研究気質の方が入ってくると「思っていた仕事とちょっと違う」ということがあります。