協栄流通の評判・口コミ

協栄流通に満足していること

私は配達員として、毎日色々な会員の方のご自宅まで主に食品系を配達しておりました。毎日色々といっても、月曜から金曜まで決まった方のご自宅に決まったルートで配達するため、顔も覚えられて世間話などもするような関係になっていきます。そういった関係のいつもよくしてくださる方から、夏場なら「暑い中いつもご苦労様ね！」とキンキンに冷えた麦茶を頂いたり、アイスを頂いたり、正月後にはお年玉まで下さる方もいました。そういった関係だったのですが、私が退職する時の最後の週に、私のサイズにちょうどあうように洋服を下さったり、いつもいつも笑顔で癒されましたと暖かいお手紙をたくさんいただいたり、本当にさみしくなるわねとたくさんの方から言って頂き、最後は配達車の中で泣いてしまったのを今でも覚えています。仕事は厳しく辛かったですが、配達先の方々のやさしさに支えられながら、非常にやりがいのあるお仕事でした。

今までの私の仕事は基本的には土日は仕事であったことは多く、家族、とくに子供との時間が全くありませんでした。この仕事の場合は、基本は土日休みのため、家族との時間をとることが出来るところが、非常によかったと感じていました。今までは夜勤などもあったため、昼間寝ることもある、夜中に帰ってくることもあるで生活はバラバラとなってしまっていて、子供からパパってどんな人なんだろうなんて言われてしまうほど、距離が生まれてしまいました。このままではまずいと感じ、家庭を大切に出来るこの仕事をしてからは、土日は妻や子供とスーパーに買い物や公園に遊びにいくことが日課になったり、土日は休みという子供にとっては覚えやすい休みのため、今度の土曜はどこどこにいきたいと子供約束なども出来るようになり、今週はどこに行こうかといった会話もうまれて非常に充実していたのを覚えています。

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協栄流通への不満

今までの仕事と比べても年収は上がり、土日も休みで充実はしていましたが、それでもどうしても不安が改善されない箇所がありました。それはライフバランスです。というのも、基本は配達業務のため水のケースをたくさん買われる方もいらっしゃいます、その多くが団地の方、主に階段現場です。冬でも汗だくになるくらい過酷な仕事でした。そして腰を痛めたりでもしたら、仕事にならないのです。まだ若い20代〜30代ならなんてことありません、５０代になってその仕事を続いけている配達員がいなかったことも不安点の一つでした。恐らく、やる気など関係なく年齢になってしまうと配達員なんて出来ないのです。年齢いっている社員は基本的には所長クラスの人です。しかし、そのクラスになるためには非常に高いハードルをいくつもいくつも一位で潜り抜けるくらいのクラスでなければ、到底無理なため私は自分の今後のために退職を致しました。

この会社は大手企業の委託会社のため、配達エリア拡大をするためにある会社です。したがって、配達エリアをたくさんもらうことが大前提なのです。そうなってしまうと一人の配達員の抱える配達量も増えていき自然と負担は社員にいくわけです。配達エリアや件数が増えたところで、一件100円増えるだけなのです。階段現場なら、３階以上からプラス1階につき100円です。それは毎日100件近い配達件数をこなして給料を上げていくのです。拡大のための社員負担について何か対策などがあったよかったのですが、とくにありませんでした。稼ぎたければエリアを多くもらう、そうでなければ少ないエリアで少ない給料で我慢するしかありません。しかし、基本は普通に配達をしているだけでは早く帰ることが困難なくらいな件数です。社員のほとんどは昼ご飯の時間をなくしたり、休憩の時間をなくして早く帰るために努力しています。

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協栄流通はホワイト／ブラック？

上記で記載したように、早く帰るためには休憩を削ったりしますが、休憩時間は絶対に１時間とかかなければいけません。そして、早く帰るためにはもう一つの方法があります。それは、誰よりも早く出勤し配達車へその日の配達する食品などをフライングして積んでいくことなのです。この仕事は配達だけではなく、配達するものを社員自らが積まなければなりません。そのため、早朝出勤をして荷物を積み、早めに出発できるように努力します。配達中はお昼なんてのんびり食べません。運転しながらおにぎりをかじるくらいです。休憩時間だけで５分すらも惜しく感じてしまうため、実質休憩は0分。早く帰りたいという、その早くを意味する時間は１９時〜20時です。少しでも遅れてしまった場合、２２時になるなどは当たり前でした。しかし、どんなに遅くても翌日は実質早朝出勤で本来８時なのを６時くらいにきて準備をします。そういった負担の対策はないためです。

この会社をホワイトだと感じている人は、実際一番した配達員をしていない部署の社員の方だと思います。なぜならば、この会社は配達の委託会社であるにも関わらず全員が全員、内心では配達員はやりたくないと感じてしまっているからです。なぜ昇進したいのかは、もちろん給料が跳ね上がるのもそうですが、配達員として現場から抜けたいのが一番大きいのです。実際私の同僚や先輩は全員がそうでしたし、リーダーの方も毎日現場で配達だけはもうやりたくなかったというくらいでした。こういった状態でも、気持ちよくここで働けるタイプの方は、身体を動かす、筋肉をつけるといったことが何よりの喜びを感じる方でしたり、座って仕事をするよりも常に体を動かさないと絶対に無理という方にとっては、とてもいいのではないでしょうか。実際は毎日の疲労が土日だけではとれないのが現実で毎朝月曜の社員のモチベーションの低さといったら凄まじいものがありました。