ラックの評判・口コミ

ラックへの入社理由・志望動機

就職当時2007年頃はコンピュータセキュリティという考え方がまだ余り世間に浸透しておらず、ビジネスチャンスが多くあると考えていました。特にセキュリティを専業とした企業は国内にも10社未満で数社しかなく、ここで一生懸命働けば将来的に非常に儲かると考えていました。大学での専攻が情報工学科だったため、学んだ知識を仕事に活かしたいという思惑もありました。

ラックでの年収・給料：500万円位

仕事内容に比べて給与が安いと感じていました。勤務先の勤務形態が裁量労働制のため残業代が支給されないので、サービス残業が当たり前の様に実施されていて不満がありました。またセキュリティという専門的な領域を扱うため、常に最新の知識を獲得し続けねばならず、必要な知識や技術に対する対価が不足していると感じました。例えばですが、年収がもう200万円プラス（年収800万程度）されていれば続けられたかもしれません。

ラックのワークライフバランス

年俸制の裁量労働制であったため、サービス残業が当たり前の様に実施されていました。そのため、企業としてワークライフバランスは全く意識されておらず、多くの社員が不満を感じていたと思います。特に女性は結婚後の出産時の支援が乏しく、育児休暇の取得は出来ますが、一度取得すると出世の道はほぼ閉ざされるという暗黙のルールがあったと噂には聞いています。実際、部長以上の役職はほぼ全員男性であり、女性はほとんどいません。

ラックの福利厚生

年俸制で裁量労働制だったため、福利厚生はほとんどありませんでした。年金制度は保険会社と個別に契約するのですが、その保険会社が勤務先のIT部門が仕事上大きな取引をしている関係で契約を促すという感じで、社員でなく会社のための保険制度のように感じました。保険制度は基本的には関東IT健康保険組合に全員加入していたため、その制度を活用して安く旅行にいったり施設を利用するのは可能だったと思いますが、私は業務が忙しく一度も使用していません。

ラックはホワイト／ブラック？

給与面の不満はもちろんですが、従業員を正当に評価出来ていない様に思います。セキュリティという専門的な分野を扱う以上、技術力のある社員を出世させたり高い賃金を出すべきだと思いますが、実際に出世や高い賃金が支給されるのは上司におべっか使うのが上手い世渡り上手な社員ばかりです。結果、優秀な技術者ほど退職してしまうため、当初あったセキュリティ専門の会社という優位性が既になく、ただのブラックIT企業に成り下がったと個人的には思います。