オオゼキの評判・口コミ

オオゼキへの入社理由・志望動機

食品スーパーによくある、本部一括買い付けの商品を各店で売りさばくというのではなく、個店独自で仕入れをして販売する手法をとっていたため、各店の各部門チーフの権限が比較的強く、挑戦的な気風で活気ある店舗が多かったのが魅力的でした。各店舗で仕入れをできるというのは、本部仕入れを行っている同業他社に比べて、早い段階からバイヤー経験を積めるということであり、スキルアップのチャンスに恵まれていると思いました。また、現場のチーフが買い付けを行っているため、売ろうとする意欲も高く、そうした熱意が店全体の士気を高めていたように思います。

オオゼキでの年収・給料：450万円

現場職は肉体的負担が高かったのですが、技術を磨いてスピードを磨いて早く仕事をこなせば早く帰れるという会社ではありません。そもそも給与体系が残業を前提とした階層から成りたっており、新卒者などスキルの低いものは勤務時間が短いところからスタートして、技術が上がれば残業もできるようになる、だから給料もアップするというシステムになっていました。ですから、スキルがあがれば拘束時間も伸び、自分の作業に加えて時間階層が低い後輩社員の残した仕事まで引き受けることも多くなる構造になっています。ある程度のスキルを身に付けた後は、効率的な仕事をするよりもどちらかといえば時間を使っている人のほうが出世しやすく、評価されやすい傾向にあるように感じました。

オオゼキのワークライフバランス

毎月9日の公休に加えて、夏休み3日と、2日のジョイフル休暇が自分の意志で使える有給休暇となってました。希望休は他のメンバーの都合がつけば基本的には通りますが、基本的には公休を充てる形になるので、休みの日に用事を入れてしまうと疲れた体で出かけて疲れたまままた出勤ということになってしまいます。夏休みは、所属店舗のメンバー内で、負担を最小限にするためにひと月に一人順番に取っていく形が主流になっています。基本的には、夏休みを取得する月の公休と有給休暇を組み合わせて5日間の連休を取る場合が多いです。夏休みは他の人と希望が被らなければ希望した通りに取れますが、場合によっては店の都合に合わせてなかなか取れなかったりしますし、ジョイフル休暇などはチーフによっては暇な日に半休で消化するよう要請されるので、プライベート重視の方には耐え難い環境だと思います。

オオゼキの福利厚生

基本的な社会保険は完備されているので、そういう面では安心できます。また、会社の保養施設があり、安価で利用できます。ただ、所有している宿泊施設は箱根に一軒のみで、高確率で知り合いとかち合ってしまうため、休みの日に会社の人間と会いたくない人にはお勧めできません。肉体的負担の大きい現場職の人間は、そもそも休みの日に出かけられるような体力を残していない場合が多く、仕事中心の生活を送るのが苦ではない人にとっては最低限のものさえあれば不満は感じないと思います。扶養家族手当については、他社に比べて低いように感じますし、男性の育休についても積極的ではないので、そうした手当を必要とされる方にとっては厳しい環境かと思います。

オオゼキはホワイト／ブラック？

現場で管理をしている人による部分が大きいので、同じ部門でも店によってはサービス残業を強いられたり、店によっては完全に時間内で業務を終えられることもあり、企業としてホワイト、ブラックとは判じがたい部分があります。労働時間管理の概念は、数年前に労働基準監督署の指導を受けてから会社の中に広まってきましたが、まだまだサービス残業をすることが会社のためのような認識を持っている人が多く、ブラック的な側面の方がやや濃厚かなといった感じです。