住友電気工業の評判・口コミ

住友電気工業への入社理由・志望動機

再生エネルギーを活用する上で必要になる電力平準化を目的とした定置用電池であるレドックスフロー電池の研究および事業化を行っており、大企業ゆえの大きな資金力で研究開発に力を入れている企業だったからです。また、グローバルに事業展開を行なっており、海外出張や駐在などでグローバルに活躍できるビジネススキルを身につけられると感じたからです。

住友電気工業での年収・給料：500万円

修士卒で入社した場合、初任給として25万円程度が設定されており、賞与も業績に大きく左右されず概ね5ヶ月分は支給されるため、初年度から年収400万円程度は得ることができます。また、年次を重ねるごとに概ね1万円ずつの昇給があり、入社4年目と6年目には全員昇格が約束されており、そのタイミングでもさらに昇給があります。さらに当然のことながら残業代は全額支給されるので、入社5年目程度になれば残業代込みで年収600万円は見込め、安定した生活が送れるためです。

住友電気工業のワークライフバランス

残業代は全額支給されるもののどの部署も慢性的に残業時間が長い傾向があり、毎日2時間程度の残業がコンスタントに発生するためアフターファイブの充実はなかなか困難です。また、製造現場に近い部署に配属された場合、工場トラブルなどで休日出勤を余儀なくされるケースも少なくありません。長期休暇は年末年始、ゴールデンウィーク、盆休みのそれぞれで1週間程度の連続休暇がありますが、それ以外のタイミングでの有給休暇の取得はあまり好まれない雰囲気があり、有休消化率は低い傾向です。以上の理由から不満と感じました。

住友電気工業の福利厚生

借り上げ社宅に住む場合、賃料の半額程度の家賃補助があります。特に子会社への出向の場合さらに優遇された制度があり、平米あたり300円程度の自己負担で残りは会社負担となる上に、駐車場代などその他発生する費用も会社持ちとかなり大盤振る舞いな制度でした。そのほかにも福利厚生ポイントとして毎年50000ポイントが付与され、旅行代金の補填やスポーツジム費用の補助などに使用することができました。以上の内容から全体的に満足度は高かったです。

住友電気工業はホワイト／ブラック？

昨今話題上がるブラック企業のようなサービス残業の強要、賃金未払いなどは全くなく、収入という観点では平均以上のものが得られる環境ではありました。ただし、有給休暇を自由に取りにくい雰囲気があったり、一部の幹部クラスにパワハラ気質の人間がいるなど、社内の雰囲気的な観点では残念な部分がありました。以上のことを踏まえ、世間一般的な基準で考えるとややホワイト企業よりと判断しました。