コクヨの評判・口コミ

コクヨへの入社理由・志望動機

当時は営業を志望しており、お客様に自社の製品を売り込む際には自身があまりいいと思っていない製品よりも、実際愛用していてお客様にも自信を持ってお勧めできる製品が良いという思いが強くありました。また、今後出るだろう新製品についても高価でなく、複雑でもないので同じように愛用できる可能性が高い方が良いとも思っていました。上記の理由から、文房具を作っているメーカーというのは理想的に思えました。

コクヨでの年収・給料：700万円

仕事はさほど複雑ではなく、特別な技能を要するものではありません。慣れれば誰でも一通りのことはできるようになるように思います。業界最大手ということもあり、業界内では給与水準は高い方だと思います。ただ、業界自体があまり成長しておらず、少子化、ペーパーレス化、テレワークの増加等の環境要因により縮小傾向にあります。また、中国や東南アジアなどコストの安い国での生産による同等製品の低価格化も進行し、業界順位や知名度の割には給与は低いようにも思います。

コクヨのワークライフバランス

経営陣が従業員のワークライフバランスを良くしようという意識を持っています。休日も決まった日数は必ず取らせようとしますし、残業時間についても所定以上になると別の部署からチェックが入ります。昔はある程度常態化していた休日出勤やサービス残業もほぼなくなり、やむを得ない場合もきちんと対価が支払われていると思います。また、FLEX勤務に対応している部署が多く、コロナ禍以前から在宅ワークの普及にも取り組んでいました。

コクヨの福利厚生

カフェテリアプランというのがあり、住宅補助や健康維持、自己啓発などのメニューから選べるスタイルで、条件にもよるので一概には言えませんが、概ね年間15万円程度以上支給されている社員がほとんどかと思います。ただ、昨年からメニューが変わり、全体の費用は増やさない上で配分を変えたために得をする人、損をする人が出てきました。また、ポイント制度になり、ややこしくもなりました。私はどちらかというと損する側になったため、その点は残念です。

コクヨはホワイト／ブラック？

健康経営優良法人2020（ホワイト500）というのに選定されているので、客観的にホワイト企業と言えるのだろうと思います。経営陣の側でも従業員満足度を高める意識が高く、定期的な満足度調査を実施し、社内ホットラインやチェック機構なども整備されています。ただ、業務自体はあまり魅力的ではないことも多く、業界自体に元気がないので社内に何となく閉塞感が感じられます。