ピーロート・ジャパンの評判・口コミ

ピーロート・ジャパンに満足していること

インセンティブや手当が充実していたからです。営業に自家用車を使用すると自動車手当として四万円が支給されていました。ガソリン代は別に実費を支給されていたのでこの自動車手当は助かっていました。車検や自動車保険代に充てられますし、軽自動車であればそれらも安く抑えられるのでプラスになっていました。また、毎月新規の顧客を二件開拓すると新規開拓手当として３万円が支給されていました。二件というのは頑張れば達成不可能な仕事ではないのでこのインセンティブは大きかったと思います。

チームで仕事をするというよりは、社員一人一人が個人商店のように独立しているので、複雑な人間関係などもあまりなく、良い意味でドライな雰囲気が良かったと思います。個人ごとに売り上げ目標が定められているので数字さえ達成できれば定時前に帰宅したり、好きな仕事を自由にしていたりと時間の裁量が自分で決められる雰囲気がありました。また、社員の誕生日には同僚のメッセージ入りバースデーカードとスパークリングワインフルボトル１本をあげる慣習があったりと、社員同士の親交を深めるイベントなどがあったので良い社風だなと思っていました。

ピーロート・ジャパンへの不満

雇用契約上、土曜日は休日に指定されていましたが、売り上げ目標が達成していない時はほぼ強制的に出社しなければなりませんでした。また休日手当が支給されないのでサービス休日出勤が常態化していた点は不満でした。イベントなどが頻繁にあり、定時を大幅に超えた勤務時間になる事が思ったより多かったです。残業代は基本給に込みで支給という契約だったので相当残業は多かったにも関わらず基本の給料は増加しない点は苦しかったです。また、定時が10時から20時と比較的遅い勤務時間だったので仮に定時で帰宅したとしても夜は自分の時間があまりなく食事をして寝るだけという生活になってしまいプライベートを充実させるのが難しかったです。

お客様と良好な関係を築き最適な商品を提案しながら信頼を得ていくという仕事内容はとてもやりがいを感じていました。しかし当然ですが売り上げ目標が定められていますので、達成が困難な月があると、お客様の事情を考慮しない営業活動もせざるを得ません。会社の売りたい商品ばかりを提案したり、必要以上に高額な商品や本数を売らなければならなかったりということが多々ありました。社員の在籍年数は長くなるごとに売り上げ目標も高くなっていくので、だんだんとお客様に合った営業活動をすることが難しくなっていき、やりがいを失っていきました。その辺りは自分の力量不足もあったとは思うので、いちがいに不満だったとは断定しにくいですがそのように感じていました。

ピーロート・ジャパンはホワイト／ブラック？

休日出勤があること自体は構わないのですが、一日も休日出勤手当が出ないのでただ働きでした。多いときは毎週土曜プラス祝日もかり出されていた月もありました。あまりにも休日出勤が多かった為日曜日や数少ない代休日は体の休養に充てるのみになっていて、常に体が疲れていました。手当が出ないのは雇用契約にも反しているのでブラック企業だと思います。

毎回売り上げ目標を達成できる相当優秀な営業マンであれば、休日出勤する回数もほぼ減るのでブラック企業だとは感じないかもしれません。また、イベントなどで土曜日や祝日に休日出勤がある場合、上司にきちんとその分の代休日と手当の請求を主張するしっかりした行動力のある人であれば、雇用契約上定められた権利を行使できたかもしれないと思います。そのような人であれば他は、自由な雰囲気の、いい意味で個人主義の社風があるこの会社と相性は良いと思います。