東洋食品の評判・口コミ

東洋食品への入社理由・志望動機

社員は学校給食を提供しない期間の中で、夏季休暇の間は1ヶ月休むかの選択ができます。すると、9月の給料が出ない為、他の調理関係のアルバイト斡旋という形で1ヶ月分の給料を得られる社員選択もできますが、それは3年目以降の社員に限られます。私はその選択をしませんでした。また、冬季・春季のような休暇期間は短いので、基本社員全員の勤務時間は普段使用している調理室の掃除期間にあてがわれます。しかし、それは普段の勤務よりも精神面・身体面共にかなり楽な勤務になります。それも魅力の一つだと考えて入社しました。

東洋食品での年収・給料：200～299万円

給料は他の給食調理関係の企業と比べると少し良いかもしれませんが、それでも低く感じたのが本音です。基本給は年次が上がるたびに3000円ほど上がっていきます。しかし、資格手当は当初から低く、調理師は1000円、栄養士は1500円となぜか500円の差を調理師はつけられます。また、夏季・冬季のボーナスも低く、4年勤務しましたが、それぞれ2桁を超えることはまずありませんでした。15年ほどの勤務の社員でも2桁手前ぐらいと耳にしたので、いくら働いて、役職が上がっても金銭面での将来性を感じられませんでした。

東洋食品のワークライフバランス

会社の定めている勤務時間は7時から16時ですが、大体の社員は始発に乗って勤務開始しています。勤務終了時刻は場所によって様々で、差を感じます。遅いと18時に終わりますが、大体その理由は委託側である学校栄養士とのミーティングです。本社のものでもない分、お客様なので大した理由もなければ自ら帰ることもできません。休憩時間も、学校のある自治体や会社のルールに則って勤務をすると、到底取ることができません。副業が可能なのは良いですが、結局自分の時間というものは帰宅して睡眠時間にあてがわれるのがほとんどです。

東洋食品の福利厚生

有給制度がありますが、ほとんど使われずに溜まっては消えていきます。唯一使えるタイミングは大体が長期休暇期間で、自分で好きな日に使えることはありませんでした。退職前に申請してはじめて全て使い切れます。また、勤務時に使用する白衣上下、作業靴、帽子など、どうしても消耗品なので汚れていきます。しかし、発注時は一人1着までで、年に2回という規則が最近付けられ、新しく入った元々手持ちの少ない社員・パートは必ず困っているのを目にします。その他に産休・育児休暇を男性社員が取ろうとすると、本社はあまり良い顔をしないのが実情です。その社員が渋々何度も嘆願して取得できた実例を目にしましたが、自社の社員への配慮を福利厚生の面からも感じることはありませんでした。交通費全額・社会保険などの必要最低限なものはあります。

東洋食品はホワイト／ブラック？

委託会社なので、やはり学校側（市内や区内の教育委員会）に対しての気遣いに精神的にやられてしまうことを多く感じました。最もその中で近い存在である栄養士からのパワハラ問題が起きても、やはり学校側は会社にとってのお客様なので、社員を守る姿勢は全く感じられませんでした。そのような社員第一ではない社風が、給料・福利厚生・勤務時間問題のどのような場面でも感じ取れてしまうのが最大の理由です。衛生第一・安心安全はもちろんですが、それを行うにあたって社員の環境が整っていないので、大量に入社しても毎年のように退職者が後を絶たない状況です。現場と本社社員の間の溝のようなものがあり、それを埋められたら良い会社になるのではないかと考えます。