ウッドフレンズの評判・口コミ

---

ウッドフレンズで働いて良かったこと

雇用形態に関わらず業務ローテーションを採用していました。正社員なら営業・現場監督・設計(建築士に限りますが)・企画と住宅に関する知識を幅広く経験することを推奨し、約1年周期でローテーションします。派遣社員ですと部署内の業務ローテーションをします。例えば、私が在籍していた設計部ではCADオペ〜外注図面チェック〜設計補助のローテーションを組んで全員が深く理解できるよう環境を提供してくれていました。

管理職の方たちが若かったせいか(ほぼ40代の部長職が8割)、新入社員でも年齢の上下関係なくいい関係で仕事ができます。社長の気持ちが若いせいか、そのあたりは今どきの感覚に付き合えるようです。会社新年会で一度地元の人気DJを呼んでスピーチさせて若い子たちを大喜びさせました。お堅い専門家に講演していただくより大変ウケが良かったと記憶します。

---

ウッドフレンズへの不満

前記で社長のいい部分を話しましたが、小さな設計事務所から立ち上げた方なのでワンマン気味なところがあります。会社の新方針を立ててくださいますが、反対意見があろうが「いい企画だからまずやってみるんだ」の一言でプロジェクトが始まるも、あまりいい業績が出ることなく、なしくずしに消えてしまったことがいくつかありました。そのたびに社員が振り回されて資金と労力が無駄になり、それぞれ元の部署に帰るといったことの繰り返しです。

ものすごく圧の強い部長はじめ営業担当はきつい人たちばかりで、事務所内の居心地が悪かったです。新人の指導も罵声がすごくて部屋中響いていましたし、個人のノルマがあったわけではありませんでしたが部内ノルマ達成のため、代理店に対しての教育や発破のかけ方が尋常じゃないレベルの圧力のかけ方で、あれではたまらないなと感じます。それゆえに新入社員がバタバタ辞めていくし、人の入れ替わりが激しい部署です。

---

ウッドフレンズはホワイト／ブラック？

いくつか不満な点はありますが、総合的にみてブラックではないと思います。派遣から契約社員・正社員へと直接契約への門がそれほど厳しくないです。会社側から欲しい人材と認められれば比較的すぐに引き上げてくれます。私も派遣で入って3年間勤めまして、契約社員へ誘っていただきました。そして何より本人にその気があれば、建築士免許やCADソフトの勉強など業務に必要と判断されれば資格取得の後押しがあり、補助金も出してくれます。合格すれば奨励金制度もあります。

いい建築士を育てるため、優しく接してくれる先輩方はあまりいません。結構強くダメ出しますし、長時間指導も厭わないと思える人が向いていると思います。この会社の住宅はかわいらしい外観の家を設計します。いかにも分譲という感じを出さないコンセプトで売りますので、自分のデザインを出せる機会が十分にあり、それを提案しやすい会社なので野心もあるといいかなと思います。