ステレオサウンドの評判・口コミ

ステレオサウンドへの入社理由・志望動機

新卒時に全く興味のないIT企業に入社してそれなりに高い年収で働いていたのですが、やはり自分の大好きなオーディオに携わる仕事がしたいと思ったので、転職を決意しました。季刊誌ということで本を編集し発行するのですが、正直本には「活字に抵抗が無い」という程度で、あくまで高級オーディオを直に触って音が聴けそうなので入社しました。

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ステレオサウンドでの年収・給料：200～299万円

オーディオ業界と出版業界というダブルの不振の波をもろに受けて、おそらく同年代に比べてかなり年収は低い部類ではないでしょうか。東京のど真ん中にオフィスを構えているので家賃も高く、折角オーディオが好きで入社しているのにそのオーディオが全く買えないという状況に陥りました。賞与は年二回支給されるチャンスがあるのですが、自分の成績云々の前に、会社としてかなり危険な状態なのが常なので支給されないことがほとんどでした。

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ステレオサウンドのワークライフバランス

季刊誌ということで年に4冊、つまり3か月に1冊本を出版するわけですが、まず校了日直前は毎日終電に加えて、土日も容赦なく出勤でした。まさに戦場という名がふさわしく、編集部間はもちろんのことデザイナーや印刷会社の方と戦うことがしょっちゅうでした。一方で、校了日直後はたまりにたまった休日出勤を代休に使い、一週間くらい平気でお休みをいただくことが常で、それは良かったと思います。それに残業も殺伐とした雰囲気ではなく、みんなで開き直って夕食を食べに行ったりしてたのでそんなに苦ではなかったです。

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ステレオサウンドの福利厚生

普段の給料が安い分、福利厚生は非常に充実していたと思います。まず最初に通勤費が全額会社負担なのは当然として、それが最短・最安経路でなくとも承認されます。有休も「私用」の一言であっさり通ります。また、編集という都合上、筆者の方と食事に行ったり遠方地に取材に行ったりすることが多いのですが、領収書さえあれば全額後で返金されました。また、高級オーディオは重く大きいものが多いので力仕事が意外と多いのですが、そこでケガをしたりケガ予防のグッズを買うときは、必ず会社のお金で買うことができました。

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ステレオサウンドはホワイト／ブラック？

確かに普段まず触れることのないオーディオに触れて音が聴けたり、セッティングの妙を学ぶことができたのはかけがえのない財産にはなりましたが、そんな「体験」だけではご飯が食べられないのも事実です。編集の仕事も、基本的に筆者の書いた文章の事実関係のみに終始して、こちらで文章を書くなどという作業は無いに等しいので、文章力が身につくことも無いのでお先真っ暗感が凄いです。