臨海の評判・口コミ

臨海に満足していること

高校受験をメインに扱う塾なので生徒の成績が上がったり，クラスの模試平均点が高かったりするとうれしかったです。生徒たちから面白いくて分かり易い先生と言われと言われるのも気分が良いものでした。こどもと常に接しているので若い気でいられました。受験校について調べるのも今はこんな施設や授業があるのか，と興味を持てました。そしてなにより，合格発表での生徒たちのはちきれんばかりの笑顔と涙でくしゃくしゃになった顔を見ていると，1年の努力が報われる思いでした。

研修は厳しいです。新人だろうがベテランだろうが生徒保護者には無関係なので，上司から厳しい指導をされるのは仕方ない事だと思っています。そういう時にベテランの先輩がフォローしてくれたり，同期と励ましあったりできました。同じエリア同志のつながりが深いので，自然と仲良くなっていきます。授業の組み立てなどはお互いにアドバイスしあったりするので自然と教えるスキルが上がりました。自分だけのノウハウにしてしまわず，困っている仲間がいたら手を差し伸べてくれるのは良い環境だったと思います。

臨海への不満

春は卒業生が大量に出て在籍が減るので新規の生徒の確保に翻弄されます。夏は夏期講習で非常に長い拘束時間になり，朝九時から夜10時まで怒涛の授業ラッシュです。それだけならまだしも合間や前後に家庭電話や掲示物作成，先の授業の準備などがありますから，休日でも出勤したり家でかなりの時間を費やす必要があります。秋から冬にかけては日曜や祝日の特別講習がはじまり，必然的に週休1日あればマシという状態になります。更に受験期は入試応援などでほかの塾との場所の取り合いになるため，連日始発で出発します。授業は受験生以外もあるので10時すぎまで通常運転です。シフト上休みの日であっても入試応援には駆り出されます。出勤カウントはされません。休みが取れた日には家から動けないほど疲弊しています。休みの日は勉強しろという社風なので資格や趣味に使う時間が持てませんでした。

上の項目でも触れましたが，休みを自分の楽しみのために使うのは悪というのに違和感がありました。会社なので利益を上げなくてはならないのはわかりますが，生徒を数字としか見ていない，実績の玉としか見ていない風潮がありました。「生徒のために」というのを建前に講師陣に過度な残業や早出を強いることもあります。生徒の習い事や家庭の事情を考えなかったり，その教科が得意な子にも苦手な子にも同じ課題をだすような一律的な管理を正義とするのも不満でした。

臨海はホワイト／ブラック？

休日が少ないです。管理職でも役員でもないのに50連勤以上した人を知っています。交通費は最安で計算されるのに，教室間の移動などは最短でしか認められません。自宅と出勤教室によってはバスを推奨されますが，終バスが21時30分といった勤務時間終了前なのに考慮されません。本部に伝えても無駄でした。働けば働くほど足が出ました。

生徒のためと言われて自分をすべて殺すことができるような人です。また，上司の言うことを批判も反発もせずにすべて受け入れられる人には向いています。他人を切り捨てても平気，生徒が現金に見えるような人は出世します。