臨海の評判・口コミ

臨海への入社理由・志望動機

上位校を狙う中学生を中心に集客し、進学実績を打ち立てるやり方で教室運営を図っている塾なので、社員は熱血タイプが多数を占めます。授業の上手い人が昇進しやすい社風で、立場のあるポストを任されることも多く、実力主義な面に惹かれて入社を決めました。入社2年目までは研修が多い上、とりわけ授業研修には厳しく、精神的に耐えかねて退社する社員も多いですが、授業と生徒に対するコミュニケーション、この二点をスキルアップさせる事に専念できる環境でした。

臨海での年収・給料：300～399万円

基本給は業界の平均より上で売上高も右肩上がりでしたが、数万上がったた年もあれば、1万円を切った年もあり、昇給の幅にバラつきがあった点が残念でした。また、社内コンテストや担当校舎の売り上げにも上位の成績で貢献し、新たな役職に就任したにもかかわらず、役職手当は少額でした。一番の問題だったのは、求人広告との差異があったことです。年収例では新人で375万と書いてあるのですが、実際はマイナス50万ほどの額しか頂けませんでした。

臨海のワークライフバランス

残業手当は一律支給ですが、月単位で80時間前後あり、法令違反レベルで残業が多かったです。「生徒のため」を謳い文句に社員の良心をぞんざいに扱い、「残って当たり前」「プライベートの時間も使え」的な風潮があり、会社として誤った方向に進んでいる気がしてならなかったです。実際、休日に上司や同僚から仕事に関する連絡が飛んでくることも頻繁にあり、全く気が休まりませんでした。また、入学式のシーズンには朝7時から勤務して終電間際に退勤することもあり、拘束時間の長さから精神的にしんどかったです。

臨海の福利厚生

正社員としての雇用だったので、社会保険、健康保険、厚生年金、雇用保険、労働災害保険と一通りは整備された環境で働くことが出来ました。報奨金や社員旅行などの制度については基準もあいまいで説明もありませんでしたが、自分の配属先やエリアによって基準が異なるようです。昇給は年1回、賞与は年2回と標準的で、もともと塾業界の中では高待遇の会社だった事もあり、特に社内から不満も出ていない雰囲気でした。有給休暇については比較的寛容で、仕事の調整を早めに済ませれば希望に近い形で取れました。

臨海はホワイト／ブラック？

労働時間に対する施策が何も打たれておらず、訴訟案件が出てきそうな点が挙げられます。また、現場のトップであるエリア長・ブロック長の言動を監視するポジションの人間がいないので、社内で統一した動きが取りづらい点も問題だと感じました。会社としては社員に休日を確保させるために、オンとオフの切り替えの明確化を進めようとしているので、終業時間に関する明確な規定が出来れば一気に労務関係の問題が解消し、会社も社員もより一層成長出来ると思います。