刈谷豊田総合病院の評判・口コミ

刈谷豊田総合病院への入社理由・志望動機

助産師としての経験を積みたかったので、産婦人科のある総合病院ということで就職活動をしていました。私は新卒としてクリニックに就職することは考えておらず、総合的な医療を提供していて医療職の教育を新人から一人前に育てるだけのノウハウを持った病院を第一条件として病院探しをしていました。助産師を含む看護職と言われる医療職は、卒業してもすぐに現場で戦力になるだけの教育を受けているとは言えません。語弊があるといけないので補足をいたしますが、資格取得における教育機関の中で、最低限の知識は身につけて実習と国家資格を取得しますが、現場ですぐに一人前の看護職として動けるような実践力はまだないという意味です。そう思うと、しっかりと教育におけるノウハウを持った総合病院で勤めた方がよいと考えたので、総合病院での就職を決めました。また、分娩介助をたくさんしたかったので、就職活動当時に分娩件数が600件以上ある病院でと考えたため、この病院での就職を志望しました。

刈谷豊田総合病院での年収・給料：500～599万円

新卒時は何もできず、先輩や同期にお世話になっているのにこんなにもらっていいのかなと思っていました。10年以上働いてそれなりの仕事ができるようになり、自分の病院で出産をしました。夫に陣痛時から出産まで付き添ってもらいましたが、実際に出産時の助産師をみて「俺より給料もらってもいいと思う。安い」という感想を落ち着いてから言われて、責任と付き添っている時の労力、技術料を含めると助産師ってもっともらっていい職業なんだ…と思いました。実際に他の病院の助産師と比べて格安給料というわけではないと思うので、助産師業界は全体的に労働よりも収入が低いのだと思います。また、助産師としての資格手当がなかったことも給料を不満に思う理由です。もう一つ、お産を何件とっても介助手当がありませんでした。あったら嬉しかったです。

刈谷豊田総合病院のワークライフバランス

新卒で就職した当時は分娩件数が多いときだったので、残業は22時まで、新人に課せられる課題も山積みなどは当たり前でした。仕事の割り振りも皆で業務を分担しようという雰囲気ではありませんでした。しかし、数年経過して、ワークライフバランスの重要性を病院の経営者側が言い出したのをきっかけに、仕事を皆で分担するという風潮に変わりました。…それでも残業はしっかりありましたが。だいぶ改善されたと思います。昔はもっと酷かったです。

刈谷豊田総合病院の福利厚生

福利厚生に関しては勤めている間に使ったものはないので、評価は正直難しいです。しかし、リゾートホテル会員や東京ディズニーリゾートと提携していたりと、使ったらよかったと思う福利厚生はあります。知らなかっただけでもっとたくさんの福利厚生があったんだろうなと今更ながら思います。福利厚生の情報収集の仕方も分からなかったので、その辺りの広報もしっかりとしていなかったんだろうと思います。

刈谷豊田総合病院はホワイト／ブラック？

一般的に看護職はブラックで、やりがい搾取されている職種だと思います。10年間における病院勤めの中でやりがいはあり、仕事は楽しかったです。たくさんの経験も積ませてもらいましたし、育ててもらいましたし、たくさんのお母さんから「ありがとう」を言われてきました。しかし、賃金や業務量が見合うかと言ったらそうは思わないので、「ブラック企業だと思う」と回答させていただきました。