ヤマダデンキの評判・口コミ

ヤマダデンキへの入社理由・志望動機

私は古物商を持っているのですが、まだ当時は資格を得たばかりで今現在どのような商品が人気を得てネット通販で流通しているのか大変興味を持ち、ネットで検索したり雑誌や店舗などに足を運んでで調査を行っていました。ちょうどその頃、この会社でネット通販倉庫のオープニングスタッフ募集していて、時給も良いことから志望しました。

ヤマダデンキでの年収・給料：220万円

私が在住している群馬県は地方ということもあり、基本時給が850～1100円と安い時給の場所が殆どです。それ以上になると肉体労働が主になり、体力に自信の無い私には無理な案件でした。ですが、ここの時給は1450円という群馬では破格の時給で、今まで働いてきた派遣の職種では一番の高時給な会社でした。1か月で言えば手取り20万以上、今のご時世で社員でも手取り20万円はなかなか厳しい中、母と私の二人暮らしでローンや借金のある生活に余裕を与えてくれていました。

ヤマダデンキのワークライフバランス

時給は良く、主な仕事は軽い商品を搬入、ピック、梱包という肉体労働的な仕事はほぼ無いという説明の元入社しましたが、最初の頃は人数もかなり多くみんなで仕事を分担し、楽しく和気あいあいとした社内で伸び伸び仕事に専念できました。ですが半年、1年と過ぎていくうちに人件費削減という名目で解雇されていく人達が増え、2年目になる頃には40人以上いたスタッフが18人（男性8人女性10人）にまで減らされてしまい、今まで多人数でやってきた仕事が一気に少ない人数で回すことになってしまいました。最終的には重い物（20～40kg前後）を一人で何十個もカゴ車から下ろし肩を壊したり、大量の商品の入荷を少ない人数で片付くはずもなくまた毎日大量の商品が入荷するので、何日も荷物が片付かないという劣悪スパイラルが日常になってしまった為です。

ヤマダデンキの福利厚生

基本的にこの会社では福利厚生という物は目立ったカタチではありませんでした。唯一ある物は、商品を原価近くで買える事でした。ですが、この人数でこの仕事量、そうそうそんな欲しい商品を見つけられるはずもなく、ただただ息を切らしながら従事し、休憩中はぐったりして見つける気力もない毎日でした。たまに時間が空いた時に倉庫内を回って探そうとするもすぐに物流のトラックが来てしまい、休憩時間にも食い込んで作業をする為何も恩恵を得られず、そのような事が数えきれないほどありました。

ヤマダデンキはホワイト／ブラック？

まず、人数を大幅に減らしたにもかかわらず、届く商品の量は多人数居た頃よりも増え個々の負担が増加したことです。本部の人間からは人数が減ったから荷物も減らすという言葉は受けていたのですが、どうやら口だけだったようです。そして一番ブラックだと痛感したのは、夏は倉庫内の温度が41℃くらいになることです。この問題に関しては本部に社員を通して切実に訴えたにもかかわらず、対処として送られてきたのはオモチャの様な小さいスポットクーラーが5台、とてもじゃないですが店舗と同じ広さの空間をカバーするのは無理な物でした。扇風機も5～6台あるのですが熱い風が吹き余計に辛く、エアコンを入れて欲しいという願いも3階なので工事は無理という家電量販店として耳を疑う理由を突き付けられました。毎日熱中症や脱水，めまいと戦っていた日々は地獄そのものでした。従業員の健康面などは度外視し、嫌なら辞めればいいという理念なのでしょうがとても許せないと痛感しました。