東京コンピュータサービスの評判・口コミ

東京コンピュータサービスへの入社理由・志望動機

20年ほど前、就職氷河期と言われた時代で新卒で入社ました。今のようにIT業界が人気業界ではなく、3Kなどと呼ばれていた時代です。そんな中でも、コンピュータに興味があり、かつ手に職がつく仕事と考えて入社しました。それなりの大学を出ていましたが、間島眼に就職活動に取り組んでこなかったこともあり、就職が難しくギリギリのタイミングでも採用してくれたこちらの会社に入社を決めました。

東京コンピュータサービスでの年収・給料：400万円

いわゆるブラック企業で、残業100時間など当たり前でした。福利厚生もほとんどなく、ボーナスも雀の涙でした。若者を大量採用して、何の教育もしないまま現場に安売りで放り出すようなスタイルのビジネスをやっている会社でした。あらためて調べてみて、まだ会社が存続していることに驚きを禁じえません。下請け仕事ばかりで仕事の質も低く、スキルがつくようなものではありませんでした。当時、結婚を控えていたこともあり、高度情報処理試験の資格を取得して早々に転職活動をして脱出しました。

東京コンピュータサービスのワークライフバランス

ワークライフバランスという概念そのものがなかったと思います。残業している先輩がかっこいいというような風潮が職場にありました。また、そもそも基本給が安くボーナスも安いので、残業代で稼がないと生活が成り立ちませんでした。そのようなことから、ワークライフバランスを考えるよりも日々のハードワークをこなすことで精いっぱいいだった記憶があります。会社を早く脱出したかったので、ワークライフバランスを放棄し、ライフ（プライベート）な時間を使ってスキルアップのための勉強に取り組んでいました。

東京コンピュータサービスの福利厚生

福利厚生と名のつく制度がまったくなかった記憶です。住宅手当はなく、施設や優遇制度もありませんでした。そのくせ、なぞの組合から毎月天引きされていました。基本給（初任給）の20万円の内数として、住宅手当が計上されていたかもしれません。つまり基本給の20万円のなかで3万円は住宅手当だから、ボーナスは17万円に掛け算ねみたいなからくりでした。転職して一部上場企業に入社しましたが、福利厚生の違いに非常に驚いたのを覚えています。新卒の時は基本給の額だけをみてましたが、本当に甘かったです。

東京コンピュータサービスはホワイト／ブラック？

一般的にブラック企業の代名詞のような会社ですので、あまり議論の余地はないかと思います。大量採用・大量退職の使い捨てスタイルで、待遇も業界水準のはるか下を行きます。当時、私は20代でしたが、40代くらいの先輩の月給も大差なく、昇給がほとんどないことに愕然としました。こんな企業にしか入れなかった自分の努力不足を呪い、早々に離脱しましたが本当に正解でした。あのまま会社に居続けていたら結婚、出産、マイホーム購入もできなかったことでしょう。一般的な幸せを求めるなら、入社しても転職すべき会社の代表です。