日本マクドナルドの評判・口コミ

日本マクドナルドに満足していること

営業の社員の役職として店長、店長代理いうのがありますが、店長代理は簡単に言うと店長の部下であり店長見習いという立場です。全ての営業の社員は、店長見習いからスタートしますが、店長へタイトルアップすると給与がほぼ２倍になります。また、現在はわかりませんが、在籍当時は３か月ごとに店舗業績に連動したインセンティブボーナスはありました。店長見習いだと目標達成すると数万円ほどの臨時ボーナスが出ますが、店長は達成率によっては数十万円というボーナスが出ます。事実、私自身、最高で６０万弱のボーナスを半年間で２回獲得することができました。

今は普通かもしれませんが、この会社はやればやった分だけ業績が評価され、自身のキャリアアップや給与に直結します。店長として担当店舗の利益を出すというのを会社から期待されているので、仕事内容としては会社員として当たり前のことをするわけですが、この当たり前に出した結果をきちんと評価してくれるというのは個人的に素晴らしいと感じておりました。評価基準も０か１００かではなく、売り上げ、利益、ＱＳＣ（クォリティ、サービス、衛生面での基準）、人材関連とカテゴリーが分類されており、もちろん全てで良い結果を得られるのが１番ですが、仮に利益が達成できなくても売り上げや人材面で結果を出せばその分の評価はしてもらえます。自分の強み、得意な仕事を把握するとより成果へとつなげやすくなります。

日本マクドナルドへの不満

「ＵＰ　ＴＯ　ＹＯＵ」とはいえ、人間ですから嫉妬は存在すると思っております。年功序列ではない以上、年下や勤続年数の短い者が上に立つことも多々あり、部下や上司と揉めることも少なくありません。私自身、３０歳目前で店長へと昇進できましたが、当時ついた部下は自分よりも１０歳以上年上で勤続年数も非常に長い方でした。また、前任の店長がベテランの方で、就任早々、前任の方と比較され肩身の狭い想いをしました。それすらも圧倒できるスキルとカリスマがあればよかったのでしょうが、残念ながら私にはそれらはなく、非常に苦しい日々だったのを今でも覚えております。

店長へタイトルアップする前は、１つのことを覚えたらそれを活かして次はこれをやる、といった具合に次から次へと目標が見つかりますが、店長になると、具体的な身につけるスキルというのはほぼありません。全てを理解し習得したのが店長ですから、あとは店舗で日々売り上げや利益と格闘する毎日です。同じことの繰り返しではないのですが、日々数字に一喜一憂して正直店長として成長しているといった実感はありませんでした。もちろん、これは私自身の当時を振り返ってですので全員がそうだというわけではありません。ただ、店長になった後、その後のキャリアアップを考えるのは難しいと感じておりました。

日本マクドナルドはホワイト／ブラック？

企業一丸となって正しいことをやろう、間違いを認めよう、という空気でしたので問題がないわけではないですが、社員の負担軽減を考えいろんなことが本社より伝達されてきました。賛否両論ありましたが、会社として決めたことを貫くというのは現場にいながらも感じることはできました。

「なぜ自分ばかり」と考えてしまう方や「こんなのやってもしょうがないじゃん」という風に諦めてしまう方は申し訳ありませんが、向いてないと思います。もちろん私自身こう思ったことは０ではありませんが、これをやろう、なぜそうするのか、それを達成するためにはどうすればいいのか、やってみて上手くいかないのは何故なのか。というポジティブな思考回路へと頭が向けば自然と行動や態度へとつながるものです。洗脳するつもりはありません。私個人の考えですが、ネガティブな反応しかできない方は何をやっても上手くいかないと思いますし、ポジティブな行動へと移せる方は何をやっても自分にプラスになると思います。