金盃酒造の評判・口コミ

金盃酒造への入社理由・志望動機

大手酒造会社で長年勤務していました。その経験を活かし、お酒の仕込みから調合、瓶詰、出荷までのお酒造りの全工程が出来る酒蔵で仕事をしたいと思っておりました。大手では分業体制で全工程を担当する事が出来ないのでそういう仕事が出来る酒蔵を探していたところ、募集を拝見し応募いたしました。

---

金盃酒造での年収・給料：300万円

年収は業界の大手と比べれば少し少ない額ですが、以前から希望する日本酒の仕込みから出荷、そして税務署の対応まで全工程を経験出来る環境で働けることで満足感がありました。製造の計画、原材料から資材まで自分を含めた蔵人2人で製造計画を立案し、仕込み数量、瓶詰本数を考える業務は難しいものでしたが、計画通り達成出来た事がとても満足でした。その分、責任も重く、中小ならではの設備が足りないところがありましたが、知恵を出し合い解決出来た事が私にとってかけがえのない経験となりました。このような経験は大手の酒蔵では不可能なのでとても満足でした。

---

金盃酒造のワークライフバランス

会社は完全土日祝日休み、就業時間も午前8時30分から午後5時まで、ほぼ残業はありませんでした。仕事とプライベートをしっかり分ける事ができ、生活のメリハリもしっかり取ることができました。仕事の段取り工程の管理も自分達で考え実行できていたので誰かに仕事をさせられるという感覚がなく、仕事に対する不満も少なく、自分達のペースで仕事をする事が可能でした。お酒の仕込み中はどうしても休日に出勤しなければならない事がありましたが、「良いお酒造りをしたい」という思いと、自分達で納得できるまでやりたいという思いがあったので苦にならなかったです。

---

金盃酒造の福利厚生

福利厚生は中小企業なので充実はしておらず、その辺りは満足できる結果ではなかったです。例えば、賞与がなかったり、住宅や家族手当もありません。また、少人数なので連続した有給休暇の取得は難しく、有給休暇を取る時も仕事のスケジュールを優先してしまう事が多々ありました。しかし、自身は仕事内容に満足していたので苦になることもなく、不満には思いませんでした。元々福利厚生に関しては入社する以前に分かった事であり、納得したうえで入社しましたので。

---

金盃酒造はホワイト／ブラック？

実際に仕事をしていると仕事内容が楽しかったので気になりませんでしたが、他人から見たら少しブラックな一面もあったかもしれません。というのは、中小企業あるあるになりますが社長が会社の実権を握っているので、少々ワンマンな気質がありました。「社長の意見が会社の方針であり、全てである」といった昭和の企業のような一面がありました。