ハウスメーカーの現場監督の仕事内容・年収・やりがい・将来性
最終更新日:2019/04/24
今回は、ハウスメーカーの現場監督としてお勤めの女性(20代前半)にお話を伺いました。ハウスメーカーの現場監督の仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか?それともきつい(激務)のか?将来性はどうなのか?などなど、ざっくばらんに回答してもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください。
回答者プロフィール
- お仕事:ハウスメーカー 現場監督
- 会社規模:1000~1999人
- 勤続年数:3年目
- 新卒 or 中途:新卒入社
- 雇用形態:正社員
- 現年収:300~399万円(入社時300~399万円)
- 性別:女性(仮名:しゅうか)
- 年代:20代前半
ハウスメーカーの現場監督の仕事内容
私はハウスメーカーの現場監督として働いてます。仕事内容は大きく現場管理、予算管理、安全管理の3つに分かれています。他のハウスメーカーと違い、墨出しややり方、地盤改良工事の杭芯出しの作業系が多い会社です。また、建物の完了検査時の是正などはほぼ監督が行なっています。予算管理については、着工時の予算作成、追加で発生した稟議書の作成です。安全管理については上棟時の上棟朝礼をし、危険予知活動を職人さんと一緒に行います。
ハウスメーカーの現場監督の仕事でやりがい、不満に感じていることは?
私が在籍しているハウスメーカーで楽しく感じている点は、業者さんや職人さんと現場で世間話をする事や、仕事以外で食事に行く事です。また、同僚とも良い関係にあり楽しい飲み会が多く、その為に仕事を頑張る活力になります。また、やりがいを感じる点は計画通りに現場が進んでいくことと、先を読んで行動する事で、現場に関わる人や上司から信頼を得る事ができる点がやりがいを感じます。特に現場が終わるごとに達成感が感じられます。
私が在籍いる会社でつまらない点、きつくて不満に感じている点は、屋外の仕事なので気候や天候に左右され、体力が奪われたり、台風が来ると対策をしないとならないので、急に仕事が入ったりする事です。また、作業系が多いので、体力に自信がないとやっていけないと感じております。とにかく毎日疲れが取れなくて、朝も早いです。また、午前8時から作業開始するので、その前に事務所に行き、車で現場まで行かなくてはなりません。朝の残業は良いと言う意味のわからない事まで言われた事があります。
きつい方だと思います。
向いている人、向いてない人
私の在籍している会社、仕事に向いている人は、朝が苦手でない人や体力に自信がある方だと思います。また、昭和的ではありますが、根性があればこの仕事をやっていけると思います。そして、やる気があり、頑張っていれば周りが頑張りを評価してくれて、助けてくれたり協力してくれるで、真っ直ぐで忠実な方が向いていると思います。
私が在籍している会社で向いていないと思う人は、やる気がない人、体力に自信がない人、コミュニケーション障害の人、根性がない人だと思います。どの仕事でも必要なことだとは思いますが、特にやる気と向上心があれば賞与が上がるので、根性でノルマ以上をこなしていくことをお勧めします。また、様々な方とコミュニケーションを取るので人見知りなどは言ってられません。
ハウスメーカーの現場監督の将来性
あまり将来性があるとは思いません。
私が在籍している将来性についてですが、どちらとも言えないと考えます。商品として、構造耐力的にはいいものなのですが、実際私が仕事をする時にお客様の事を考えられてなく、それが現場に出てしまっていると言う点が問題だと思います。現場美化には程遠く、近隣のクレームや引き渡し時のクレームが絶えません。意識して仕事をしたいのですが、現在が多すぎてそれどころではなくなっている状況にあるのが悪い傾向にあります。