福祉器具レンタルの営業業務、機械メンテナンス業務の仕事内容・年収・やりがい・将来性
最終更新日:2019/04/24
今回は、福祉器具レンタルの営業業務、機械メンテナンス業務としてお勤めの男性(30代前半)にお話を伺いました。福祉器具レンタルの営業業務、機械メンテナンス業務の仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか?それともきつい(激務)のか?将来性はどうなのか?などなど、ざっくばらんに回答してもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください。
回答者プロフィール
- お仕事:福祉器具レンタル 営業業務、機械メンテナンス業務
- 会社規模:100~299人
- 勤続年数:11年目
- 新卒 or 中途:中途入社(2社目)
- 前職:福祉 介護福祉士
- 雇用形態:正社員
- 現年収:400~499万円(入社時300~399万円)
- 性別:男性(仮名:しんじ)
- 年代:30代前半
福祉器具レンタルの営業業務、機械メンテナンス業務の仕事内容
以前勤めていた実績をもとに福祉レンタル器具の会社に入社しました。そこで福祉施設へのレンタル器具の営業へ出向いたりします。障害者施設や高齢者施設に必要だと思われる器具をすすめています。実際に働いていたからこそ必要だと思う目を養うことが出来ましたし、実際に利用して感謝されるとやりがいをとても感じます。また器具のメンテナンス業務もしているので使用中の感想や実際に使用している生の声を聞いて仕事に活かせることが出来ます。
福祉器具レンタルの営業業務、機械メンテナンス業務の仕事でやりがい、不満に感じていることは?
レンタル貸し出ししている施設に出向いて現場の生の声を聞いて自分の仕事に活かせるのが楽しいです。メンテナンス業務も上達しますし使用している本人から感謝の言葉をもらうととてもやりがいを感じます。また自分なりに勉強もしてメンテナンスのことも上達していく実感も出来ますし、使用者本人様たちとの会話をする会話術の上達もしていると思います。本当の気持ちを引き出す会話がいかに大切なのかと働いていると実感してきています。
業界が業界なだけに福祉施設の多さが仕事量の多さに響いてきます。こんなに福祉施設があるのかというくらい現実に数は多くて一口にレンタル器具を貸し出すことでも電話やインターネットから連絡、予約があり実際に現場訪問をして必要かどうか判断してそれからの契約なのでレンタルに行かないまでのプロセスももちろんあります。しかし無下に断ることも出来ないので一度は足を運んで話を聞いたり利用者様からの話を聞いたりと実際の業務の1/3程は相談の受付などです。話がたまに辛くなるときがあります。
きつい方だと思います。
向いている人、向いてない人
自己犠牲が出来る人はあっていると思います。誰かの為になる仕事をしたいという人なら利用者様の話も傾聴できると思います。業務内容はメンテナンス業務も大切ですが重視されるのはやはり利用者様本人とのコミュニケーションです。コミュニケーションから必要とされる情報や本人のニーズが引き出せるのでとにかく話をしっかり聞ける人はいいと思います。
相手の事を思って話が出来ない人。メンテナンス業務中心に仕事をすれば良いと思う人もいるかもしれませんがやはり限られた人員でやっていて規模も大きくなればやらなければならない仕事や業務も増えます。もちろん利用者様本人との会話も必須もなります。そして傾聴する心を持っていないとなかなか業務にならないという現実もあります。
福祉器具レンタルの営業業務、機械メンテナンス業務の将来性
そこそこ将来性はあると思います。
これから福祉業界は必ず必要となる業界ですしニーズがあるわりには人材が足りていないと思います。まず人材が足りない理由として給与面が安いところにあります。安い給与面だから業界事態に人材が揃わない。人材が揃わないから給与面も上がらないといった負のスパイラルがあります。これから必要な業界なので是非やりがいを見つけて業界で働いてほしいと思います。