広報企画の仕事内容・年収・やりがい・将来性

今回は、広報企画としてお勤めの女性(30代後半)にお話を伺いました。広報企画の仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか？それともきつい(激務)のか？将来性はどうなのか？などなど、ざっくばらんに回答してもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください。

回答者プロフィール

広報企画の仕事内容

販売促進を中心に、広告、DM、ポスター、チラシなどの作成や、新商品の企画、そしてイベント企画、セール企画などを取りまとめる役割を担っています。各担当への指示や、企画の見直し、また企画や新商品提案に伴う経費計算なの多くに仕事の統括をしています。チラシ、広告などの作成に関しては印刷業者との打ち合わせ、新商品企画に関しては、その商品への利益計算と納期、発注個数なども視野にいれながら綿密に会議を行うなどをしています。

広報企画の仕事でやりがい、不満に感じていることは？

新しい企画が本社会議で通り、商品化したり、販売促進の為にノベルティを選んだりするのをとても楽しく感じています。又、DMやチラシなんかでは、細かい色合いのチェックや、文字の大きさでのインパクトなのを考えたり、消費者目線で物を考え、それをイメージして作成するところにこの仕事の魅力を感じています。消費者がそれを手に取り、気に入ってくれて喜びのコメントを頂いた時にはとても感激し、この仕事に携われて良かったと思います。

本社会議で討論となった際には、消費者目線ではなく会社の利益優先で、商品の品質向上より、質を落としていかにコストを下げて商品化するかがメインとなっている所が、毎回残念な気持ちになります。また、消費者目線ではなく上司や社長の気に入る企画や、商品を上げる事が昇進への鍵となっている点がとても納得できず、この仕事がむいてないのではなのと思い不満を感じます。後、責任ある仕事を任されるのはとてもやりがいを感じ、楽しく仕事が出来ますが、責任ばかりを押し付けて評価や昇給を後回しにして社員に甘えている会社の体質に不満を感じます。

きつい方だと思います。

向いている人、向いてない人

イメージ力があり、人の上に立つことが出来、まとめることが得意な人が向いていると思います。特に色々な仕事を全て一人で取りまとめるので、一度にいくつもの仕事が出来る能力がないと務まらないと思います。人間関係がとても大切なポジションなので、お互いの意見交換をしながら、色々な企画を上げることができると思いますので、コミュニケーション能力のある人が向いていると思います。

コミュニケーション能力に長けていないと、報告、連絡、相談なのがスムーズにいかなくなり意見交換もできなくなるので、人とのコミュニケーションが取れない方はこの仕事が向いていないと思います。又、一度に複数の仕事をしないといけないので、一つの仕事に没頭してやり遂げるタイプの方は、向いていないと思います。商品や、イベントなの消費者目線で物事を考えられない方も向いていないと思います。

広報企画の将来性

そこそこ将来性はあると思います。

サービス業において、消費者の購買意欲をそそる事を常に考えてする仕事なので、物がこの世になくならない限り必要な仕事だと思います。人にしかない感性やイメージを形にしていく仕事だと思いますので、どんな会社でも通用する必要な仕事で将来性もある仕事だと思います。だれでもできる仕事ではありませんが、そういった事が得意な友人がいれば勧めたいと思います。

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