鍼灸治療院の鍼灸師の仕事内容・年収・やりがい・将来性

今回は、鍼灸治療院の鍼灸師としてお勤めの男性(20代後半)にお話を伺いました。鍼灸治療院の鍼灸師の仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか？それともきつい(激務)のか？将来性はどうなのか？などなど、ざっくばらんに回答してもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください。

回答者プロフィール

鍼灸治療院の鍼灸師の仕事内容

主に鍼灸治療院で仕事をしており、治療院にいらっしゃった患者様やスポーツ選手に対してコンディショニングを行ったり、痛いところや不調を訴えているところを治す治療を行っています。治し方として、はりやお灸を使用したり、整体やストレッチ、マッサージなどを利用して治療を行っています。また、そのように痛みや辛いところを治すだけではなく、カウンセリングを行い、治るまでにどのようなことをした方が良いのか、どのような点に気をつけた方が良いのかと言う事を指導したりします。

鍼灸治療院の鍼灸師の仕事でやりがい、不満に感じていることは？

私が治療を行い、良くなったお客様やスポーツ選手などが「先生のおかげでパフォーマンスを出すことができました！」や「先生に言われた通りのことを行うことで体調が良くなりました！」などと言ったような感謝をしてくれることが私にとって仕事のやりがいです。またそのように良くなった方が口コミを行い、新たな患者さんやスポーツ選手を紹介してくれるので自分の知名度や人気、技術があると言うことが認識されることも嬉しく思います。

どちらかと言うと他の仕事より労働時間が長いと思います。私の場合は、月曜日から土曜日出勤をし、研修や体験会などがあれば、その日も休日出勤をしなければなりません。休む時間がほとんどありませんので自分のやりたいことや趣味をする時間がほとんどなくなってしまいます。また体調を崩してしまっても出勤をしなければならないため、最新の注意を払って体調を維持しなければならないと言うことと、風邪をひいても出勤をしなければいけないと言うことで非常に辛さを感じることがあります。

きつい方だと思います。

向いている人、向いてない人

私ももともとスポーツをやっており、治療家の方に治療をしてもらって競技成績が出たり、スポーツパフォーマンスを向上することができました。そのように過去にスポーツに関わっていた方で、スポーツを行っている人や痛みで悩んでいる方のためになりたいと思う方は向いている仕事であると思います。自分の体調管理や筋力維持などを兼ねて行うことも非常に有効的であると思います。

先ほど申し上げました通り、労働時間が長くなってしまう傾向がありますので長く働きたくないと言う方や、人から感謝をされることに嬉しさややりがいを感じることがない方は絶対におすすめしません。またお客様相手の仕事になりますので、接客をすることが好きではなかったり、人となすことが好きではないと言う形はおそらく向いていないと思います。

鍼灸治療院の鍼灸師の将来性

そこそこ将来性はあると思います。

これから健康や体力増進のためにスポーツや予防医療と言うものはもっと認知されてきます。そのためには私たちのような治療家やスポーツトレーナーと言うものが必要になってきます。過去に比べてもこのような業種な方々は増えてきているのが現状ですので、ニーズは非常にある仕事であると思います。また東京オリンピックが控えていると言うことで、メディカルスタッフやスポーツトレーナーなどと言った仕事は需要が高まると言われていますので将来性はあるのではないでしょうか。

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