保険会社の営業事務の仕事内容・年収・やりがい・将来性

今回は、保険会社の営業事務としてお勤めの男性(40代後半)にお話を伺いました。保険会社の営業事務の仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか？それともきつい(激務)のか？将来性はどうなのか？などなど、ざっくばらんに回答してもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください。

回答者プロフィール

保険会社の営業事務の仕事内容

店舗に来ていただいたお客様への保険商品の提案、獲得が主な仕事になり、それに付随する事務処理も行います。事務処理については入院保険金請求や死亡保険金請求、契約関係者の変更請求など多岐にわたるため幅広い業務知識が必要になります。保険営業についてはお客様のニーズにあった保険商品の提案していきます。商品説明をするだけでなくコミュニケーションをとってお客様の考えを引き出さないと成約に結び付かないことが多いのでコミュニケーション能力が求められます。

保険会社の営業事務の仕事でやりがい、不満に感じていることは？

お客様との会話を通じてうまくニーズに合った商品が提案、成約できた時の満足感、充実感は大きいです。１回の面談だけではそこまでの関係は作れないので複数回の面談が必要です。複数回会うとお互いの人間性もわかってくるので意見も言いやすくなって更にいい提案ができることが多いです。そのような関係を気づけたお客様に次回以降「○○さんに相談したいんだけど」と指名していただいた時は保険契約の成約と同じくらいのやりがい充実感を感じます。

保険営業がメインの仕事になるためノルマがあります。ノルマが達成できないときのプレッシャーはがなりきついです。お客様に合った提案をしたつもりでも成約にならず、他の社員が「その提案ってどうなの？」というような提案をしても成約になれば成約の方が評価されます。それが営業ノルマで仕方ないですが釈然としないこともあります。また、事務処理については全く評価の対象になりません。事務処理に取られる時間は意外に多いので結構きついです。

どちらとも言えないですね。

向いている人、向いてない人

基本的に断られることがほとんどなので打たれ強い人、いい意味で鈍感な人、きついノルマでも挑んでいこうとする前向きな人が向いています。その上でコミュニケーション能力が高ければ尚むいています。ただ人と話をするのが好きというだけでは結果が付いてこないのでノルマに対し前向き、貪欲でないとこの仕事は続きません。お客様と話をするので幅広い雑学、時事問題が必要になるので情報収集能力が必要になるので最新の情報に敏感な人が向いてます。

人と接するのが苦手な人、打たれ弱い人、後ろ向きな人は向いていません。基本的に個人相手の営業なので人と接することが苦手では話が進みません。営業は断られることがほとんどなので打たれ弱くてもいけません。ただ、どちらも仕事を続けていくうちに慣れていくことがほどんどではあります。後ろ向きな人はどの仕事にも向いていませんね。

保険会社の営業事務の将来性

あまり将来性があるとは思いません。

これから人口減少の世の中になっていくので限られたパイを複数の保険会社が食い合ってい行く時代です。インターネットなどで個人がいろいろな情報を得ることが可能なので人対人の営業スタイルは無くなることはないでしょうが縮小していくと思われます。勝ち馬（会社）に乗るか、営業能力がないと生き残っていくことは難しくなると思います。

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