自動車販売の営業企画の仕事内容・年収・やりがい・将来性
最終更新日:2019/04/24
今回は、自動車販売の営業企画としてお勤めの男性(50代前半)にお話を伺いました。自動車販売の営業企画の仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか?それともきつい(激務)のか?将来性はどうなのか?などなど、ざっくばらんに回答してもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください。
回答者プロフィール
- お仕事:自動車販売 営業企画
- 会社規模:1000~1999人
- 勤続年数:30年
- 新卒 or 中途:新卒入社
- 雇用形態:正社員
- 現年収:900~999万円(入社時200~299万円)
- 性別:男性(仮名:りくちゃん)
- 年代:50代前半
自動車販売の営業企画の仕事内容
取り扱い商品の毎月の販売施策の立案から実行、そして販売業務に伴う各種業務プロセスのマネジメントおよび管理を主な業務として行っています。具体的には商品の仕入れと財源管理、そして販売価格の決定、広告宣伝のツールとその作成と告知内容のアイデア決定、ショールーム店頭における展示車両の準備とデリバリー、お客様との注文取り交わしにおける書類管理と登録業務と行った販売業務のバックオフィス機能の仕事を行なっています。
自動車販売の営業企画の仕事でやりがい、不満に感じていることは?
自分の仕事のやりがいは、自分で考えた事によって販売実績に貢献ができるという事です。自動車販売業は長年人の力に依存したスタイルで行ってきましたが、そこにデジタルの力をうまく融合して販売効率を上げることやAIの機能を今後どのように活用していくのかを考えるということは非常にやりがいのある仕事です。そして、これらの事を一人で考えるのでは無くチームで考え、チームで形にしていくという今の組織のやり方は非常に楽しく感じています。
仕事のつまらない点は、基本的にはないのですが強いて言えば自分達で考えたことがその日に効果が出る訳では無いのでそこがつまらなく感じているかも知れません。きついところは常に新しいアイデアを考え続けなければいけないところもあるのでアイデアの枯渇状態の時がとてもきつく感じます。不満は何も考えずにのんべんだらりと日々の業務を行っていて言われたことしかやらない人が自社内に一定の比率で存在する事が非常に不満に感じています。
きつい方だと思います。
向いている人、向いてない人
かなり幅広く業務の責任を請け負うので、キャパの広さは必要と感じます。また、自分でやるよりもチームにやってもらう事が多いので何のためにこの事を行うのかと言った事を自分の言葉や考えとしてしっかり説明の行える事ができる人、そして多くの矛盾や理不尽な事も多いのでそのような事に負けない強固な心の持ち主である事だと思います。
この仕事に向いていない人は、一度に一つのことしかできないタイプや多くの事は一度には請け負えないと言う人や多くを請け負った時に自分自身の中でキチンと整理整頓して仕事の優先順位が決められないような人はすぐに破綻してしまうと思います。また上手くいって当たり前な部分もあるので褒められないと伸びないタイプは向いていないと思います。
自動車販売の営業企画の将来性
どちらとも言えないです。
自動車業界自体が大きな変革期に入っているために今のままでは必要の無い仕事になってくる可能性は非常に感じています。特に限られた商品しか取り扱う自由の無い状態では会社存続においても大きな課題を残していると考えています。これから自分の仕事に成長を求めるためには会社のビジネススタイルの変革が必要と考えています。