日清医療食品の評判・口コミ

日清医療食品に満足していること

この会社は全国の病院や介護施設にて給食業務を主に受託しているので、特に食事の提供に関しては非常に力を入れています。患者様や高齢者様の体調、状況に合わせた治療食・普通食などを提供するのですが、嚥下が困難な方などには流動食を考えたりします。普通、病院食や療養食、施設の食事というと「ヘルシーだが美味しくない」印象がありますが、この会社で働いている間、「食事が美味しい」「元気になった」と患者様や高齢者様の笑顔に触れる場面が多く、とてもやりがいを感じていました。

病院や介護施設というものは、実際に患者様や高齢者様が滞在されているわけで、その3食の食事をあずかる厨房では、いわゆる「休み」が存在しません。私は正社員だったので月額給料でしたが、入社した年からボーナスも賞与も年休も確保され、休みのない現場だからこそ忙しくなりがちな部分に目をつぶらず、しっかりと休みをとれるタイミングで休める体制が出来ていました。アルバイトの方にも各種保険がかけられるので、アルバイトの方も現場では安心して働いていました。

日清医療食品への不満

仕事はとてもやりがいがあり、福利厚生もしっかりとしていて、社風もとても素晴らしく歴史のある会社なのですが、当然のように、大きな現場になるといわゆる「お局様」が存在します。女性の多い職場ですので、そのお局様に気に入られないと地味な嫌味や「役に立たない」「必要ない」といった陰口を言われ、周囲の職員たちも自分がターゲットになりたくないのでお局様と一緒になって陰口に賛同します。会社としても、年数の長いベテランの気分を害して辞められては困るので、相談しても強く出てくれません。新人さんが陰口のターゲットになっていた時、「仕事を教えない」「調理師なのに厨房の掃除ばかりさせる」ことが日常茶飯事で、とても嫌な気持ちになりました。

病院や介護施設等の厨房を担当するため、年間を通してお盆や正月、ＧＷといった普通の会社では取得できるようなお休みは、基本的に交渉しないと取得できません。しかも、お盆やお正月に休みを取りたいのは皆さん同じなので、まず「お局さま」から休暇が優先して取られていくのが、暗黙の了解になっていました。アルバイトや新人は仕事を覚える・経験を得るための建前で出勤させられることが多かったです。お正月手当も数年前から廃止されたので、家族と過ごす時間を削ってまで出勤しても年末年始の出勤で特別な手当てもつかず、その部分は不満でした。

日清医療食品はホワイト／ブラック？

比較的大きな病院や施設だと、厨房の人数も余裕をもって配備されるので、一概にブラックとは言えませんが、どちらかというと、ブラックの部分が多いと思います。田舎の方や市外の方では厨房の人数がギリギリで、私が配属されていた現場でも、人が足らず、そんな状況にありながらも「お局さま」が気に入らない人を辞めさせてしまうので、誰かが余分に働かねばならず、現場を統括するチーフがその役を引き受けざるを得ず、結果、チーフの１０日以上の連勤が常態化していました。チーフは小さなお子さんのいる栄養士の女性だったのですが、お盆や年末年始も休みがなく、いつも疲れていたと記憶しています。

入社した時に、配属病院や施設を希望を出せるのですが、その希望が通った方は、人気のある大きな病院や最先端の介護施設の厨房に入ることができるので、人間関係で悩みが生じなければ本当に素晴らしい環境で仕事が始められると思います。給与も賞与もありますし、時間外手当などもついて、福利厚生もしっかりしており、仕事を教えてもらう過程で躓かなければ、仕事内容もやりがいを感じる場面の多い会社です。