瀬戸内海放送の評判・口コミ

瀬戸内海放送に満足していること

メディアという仕事なので、普通は会えないような人と会うことができます。名刺一枚で知事や市長ともあうことができますし、地元のプロスポーツチームを取材することもできます。特に地元のプロスポーツチームの取材には多く関わらせていただき、監督や選手の方とも懇意にさせていただきました。その甲斐あってか、シーズン前のキャンプには一部のメニューの取材を私だけに特別に同行を許可していただくなど、深い信頼関係を築くことができました。

新人でもかなりのレベルを求められるので、仕事はきつかったですが成長は早かったのではと思います。社内には全国的に有名な記者の方が何人かいて、特にそれらの方の原稿や取材方法は参考にしていました。私自身も入社１週間で取材・原稿作成をするようになり、テレビにも出ていました。習うより慣れろという社風なので戸惑うことも多く、私自身もそんな早くにテレビデビューして大丈夫なのかと自分でも思っていましたが、若くてもいろいろと仕事を任せてもらえたのは今では感謝しています。

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瀬戸内海放送への不満

記者という仕事の性質上仕方がない面がありますが、大事件が起きた際は休みが無くなります。殺人事件などが起きた時は、数日間家に帰れないこともありました。また、早朝の取材（朝６時取材〜など）を担当した際も夕方６時台のニュースが終わるまで帰ることができなかったので、そのあたりは融通をきかせてもらいたかったというのは思います。夜遅く取材から帰ってきても、その日のうちに原稿を入稿しておかないといけない雰囲気もありました。

同じ部内には、正社員もいればグループ会社の社員、外部スタッフなどいろんな会社に所属する方が働いていました。正社員とグループ社員では仕事内容にさほど差はありませんでしたが、給料が大きく異なるため表面的にはうまくやっていますが、裏ではぎくしゃくしている部分がありました。正社員なのにグループ会社や外部スタッフよりまったく仕事ができない人がいると、職場内で不満がたまっていっているような雰囲気がありました。グループ会社所属の方でも、仕事ができる方は退職してしまうことも多く、他局で活躍しているのをみるとうれしさとむなしさと両方を感じます。

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瀬戸内海放送はホワイト／ブラック？

報道記者という職種だったので仕方がない面もありますが、長時間労働は避けられませんでした。同業他社と比較しても少数精鋭で仕事をしているので、１人あたりの負担量が多くとても大変でした。記者でありながらカメラも回しますし、編集作業も行います。時にはフロアディレクターもこなします。月の時間外労働は100時間を超えることもあり、ワークライフライフバランスを実現させるのは難しかったです。同業他社と比べても離職率は高いと思います。給料は悪くないのですが、仕事にやりがいを感じられない人やプライベートを大切にしたい人にとってはやっていくのはしんどいと思います。

私が勤めていた会社をホワイト企業と感じている人は、メディアの力を使って新しいことに取り組みたい人だと思います。私がいた報道部門に限らず、新しい取り組みや新規ビジネスを生み出していこうという機運の高い会社ではあったので、やりがい重視でなんでもやってやるという方にはいい会社ではないかと思います。