日本出版販売の評判・口コミ

日本出版販売への入社理由・志望動機

書店や図書館が好きだったので、本に関わる仕事がしたいと思っていました。仕掛け銘柄を書店員の方と一緒に探したり、書店の規模・立地・客層によって書店にも個性があり、営業として遣り甲斐があると思いました。また、出版取次は出版社と書店をつなぎ、様々な情報が集約されてくる要の立ち位置なので可能性を感じました。また、会社自体も大きく福利厚生が整っており、自分自身を成長させることができる環境だと思いました。

日本出版販売での年収・給料：500～599万円

昇給ベースは目標達成度に応じて幅がありましたが、最低限のベースアップはありました。しかしながら、近年は出版業界自体がシュリンクしているため、昇給・賞与ともに非常に厳しい状況が続いており、今後も大きく期待することはできません。管理職として出世を目指すのであれば責任とともに昇給が望めますが、人並みの生活で高望みしなければそれなりの給与はもらえました。地方支店で借り上げ住宅だと住宅手当が出るので、大変助かり満足でした。

日本出版販売のワークライフバランス

基本的には、残業に対する事前申告や申告しても残業手当の付き方には満足できませんでした。業界が厳しい状況であるためか、残業手当は悪とされている風潮・空気を感じました。そのため、サービス残業や申告しないでやるしかありませんでした。営業推進の部署からいろいろタスクがきて、支店の重点目標達成のための施策が様々あり、定時の時間内には到底終わりませんでしたが、それでも効率や優先順位といった言葉で”できるはず”という空気がありました。どこまでやればいいかは難しかったです。ただ、個人の力で頑張っても市場の趨勢は右肩下がりで、それは止めようがない状況です。

日本出版販売の福利厚生

手当の種類は決して多くありませんが、最低限の手当はありました。欲をいえばキリがないという意味で満足としています。しかし、本社勤務ですとなかなか手当がありませんが、地方支店にいる方が住宅手当や出張手当が手厚いです。出張手当は減額されましたが、それでもありがたい手当でした。また、働き方改革の推進もあり有給休暇は取りやすくなってきました。基本的には計画年休ということで申請しますが、数年前までの取りにくさからすると休める雰囲気があるのは満足です。

日本出版販売はホワイト／ブラック？

悪い人はいませんが、業界が右肩下がりの状況なので雰囲気や空気は重いです。また、経営陣や役職が付くと人が変わり、目標や効率を追いかけ通常の課員を見下すようになる傾向を感じ、その点は嫌な部分でした。しかしながら、自己啓発を推進する社内の雰囲気はあるので資格取得へのモチベーションは持続でき、お陰でいろいろなことを学べました。