きらぼし銀行の評判・口コミ

きらぼし銀行への入社理由・志望動機

新卒採用にて入行しました。就職活動をする際にお金の知識をつけたいと思い、金融業界に絞って活動をしていました。地方出身ですが、東京で働きたいと考えていました。転居を伴う異動がない会社を希望しており、きらぼし銀行（旧八千代銀行）はその点で異動がないだけでなく、独身寮もあり、福利厚生面で良いと考えました。また、母方の実家が小さな工場を営んでいたこともあり、大企業相手に取引をする銀行ではなく、中小零細企業を取引先としている地方銀行や信用金庫に興味があったため、この会社を選びました。

きらぼし銀行での年収・給料：400～499万円

新卒から4年3ヶ月勤めて転職しましたが、基本給は新卒20.5万円だったのに対し、最終的には22.8万円と4年間でほとんど昇給をしませんでした。周囲の目では『銀行員は稼いでる』と思われがちですが、お給料がいいのは35歳くらいまでです。最終的な年収は450万円程度でしたが、朝8時に出勤し、定時9ー17時に対し、毎日19時半まで仕事、終わらない時は休日出勤とほぼ残業代で稼いでいたのが現実です。よく『女の子でそれだけもらっていたらいい方だよ』と言われていましたが、正直総合職採用で、仕事内容は男性と変わりなかったので、そのようなことを言われる筋合いはないと思っていました。営業をしていて、半年で予算が500万円ほど盛られるのに年収は400万円だと、正直もっともらっていいのではないかと感じていました。

きらぼし銀行のワークライフバランス

営業に配属され、男社会で上司も先輩も後輩も皆男性という環境で働いていましたが、40代以上の上司が特に酷すぎました。事務係の女性役席がお子様の体調不良で休暇をとった際に、「これだから女に仕事を任せられない」と悪態をついていたり、若い男性行員がお子様の保育園の送迎で早朝出勤はできない旨を伝えると「子供なんて嫁に任せておけばいいんだよ」と言っていました。また、強制参加の会議が定時以降に行われたり、いつもより少し早めに帰ろうとすると嫌味を言われました。4年3ヶ月勤めて定時で帰れたのは、試用期間の3ヶ月と研修の日ぐらいでした。

きらぼし銀行の福利厚生

金融機関であることから福利厚生は充実していました。何よりも地方銀行なのに独身寮があるのは非常に魅力的です。１Kで7畳ほどある綺麗なオートロックのマンションで、水道光熱費込みで3万円で住めるのは非常にありがたかったです。また、ディズニーチケットが安く買える日もあり、劇団四季のチケットを優先的に取れたり、会社保有の保養所に宿泊ができました。また、ベネフィットに加入しており、うまく活用すればお買い物も結構お安くできるみたいです。

きらぼし銀行はホワイト／ブラック？

仕事内容・業務時間に対してお給料が見合っていないと思います。全員総合職採用のため、事務方の人たちは早く帰れるし、事務職にしては給料もいいしといいとこ尽くめですが、営業陣は文句しか出てきません。そもそも予算に追われる営業と、お気楽に過ごせる事務とで給料が変わらないのがおかしいです。マイナス金利で銀行の経営自体も厳しくなっていると思いますが、経営陣と現場の認識が違いすぎてやってられないというのが本音です。