ホンダテクノフォートの評判・口コミ

ホンダテクノフォートへの入社理由・志望動機

本田技研の直系子会社であり、設計委託を本田のみと提携しているという会社です。業務においても本田技研内で作業することが多いとホームページでも言っており、最短で第一線で経験ができると思いこの会社を志望しました。また、当時はホンダ車が好きだったこともあり、好きなメーカーの車を開発できる仕事は貴重な経験になると思ったからです。

ホンダテクノフォートでの年収・給料：600～699万円

業務は設計なので責任が重いことは承知しているのですが、直属の上司は委託先である本田技研との会議に一度も参加することはありませんでした。会議で決定したことを上司に報告すると決定した事案を却下し、別の方向に修正するように指示する場合も少なくありません。不具合を起こした場合でも上司は謝りに行く際に同行はせず、自分だけが責められて精神が削られます。入社3年目には上司に守ってほしいなどと思うことはなくなり、むしろ邪魔な存在でした。委託先である本田技研と決めた内容を、覆すほどの権力を上司は持っているのかもしれません。

ホンダテクノフォートのワークライフバランス

今でこそ業務時間を徹底し終了時間を守らせていますが、私が入社当時は規則はあってないようなものでした。サービス残業は当たり前、平日に自分の時間など一切なく帰って寝るだけでした。ここ数年になってワークライフバランスを考え終了時間を早くしていますが、業務量は変わらず強制終了となっても業務は残ります。その分早く出社せよとのお達しがきたのですが、何のためのフレックスタイム制なのか分かりません。毎日大量の業務が残るため、毎日早めの出社するのであればフレックスタイム制にする意味がないように感じるほどフレックスではありませんでした。

ホンダテクノフォートの福利厚生

福利厚生に関しては、本田技研工業の子会社ということもあり、本田技研工業の社員と変わらないほどでした。個人年金積立や持ち株など基本的に本田技研工業と変わりません。また、本田技研工業が所有している避暑地などのペンションに格安で宿泊することも可能です。スーパーGTなどのレースが近くで開催される場合はチケットが抽選で無料になったり、または格安になることもありました。福利厚生という観点でのみ、この会社はメリットがあるように思えます。

ホンダテクノフォートはホワイト／ブラック？

限りなくブラックに近いグレーな会社だど思います。サービス残業はあったり、大変なときに上司は助けにならない人が多いなど働いていると精神的に辛いことが多くあります。長年にわたり本田技研とともに歩んできたからか、プライドが高く、達成できないような年間目標を掲げたり、また掲げた上司がほぼ毎日のように定時に退社するという、何とも言えない思いになる会社でした。