リコーの評判・口コミ

リコーへの入社理由・志望動機

特にどこに就職したいという事もなかったので、大学名とローマ字の頭が同じ会社という理由で応募しました。別の理由としては、35年前の当時、事務機器は将来性があり、特に海外にはまだたくさんの販路があると思いました。また、「未開の地に行った際に、そこの住民が裸足なので販売機会はないと判断した販売員と、これから靴を履いてもらうポテンシャルは計り知れなく大きいと思った販売員がいた」という靴の販売の寓話を聞き、是非そのような見方をして事務機器を海外で販売する仕事がしたいと思い志望しました。

リコーでの年収・給料：1300～1399万円

日本の中では大手企業ということもあり、世間標準に比べて高い方だと思います。会社の中には誰にでも出来る仕事と高い技術やノウハウを必要とする仕事がありますが、そのようなスキルや能力に応じた給与体系にはなっておらず、いくら努力してもある程度までいくと頭打ちになります。逆に、一度入社してしまえばそこそこの給料は定年まで貰えると思います。日本が本社であるにも関わらず、欧米社員の方が高い給料を貰っているようです。これは日本全体の問題かとも思いますが、海外と比べて給料は安いと思います。

リコーのワークライフバランス

有給休暇の取得率や残業時間は会社全体や各部署の管理項目となっており、社員の働き過ぎには注意をしています。一方、残業も必要であれば実施することが出来ます。昔は長期残業もありましたし、有給休暇もなかなか取れませんでしたが、今はほぼ問題ないレベルと思います。また、役職定年という制度があり、ある程度の年齢になると組織職から外れ、業務量も軽減されます。本当の定年までの間、第二の人生の準備をする期間も与えてもらえるので、本人次第ですがバランス良く仕事ができる環境と思います。

リコーの福利厚生

ベネフィットワンとの連携で福利厚生ポイントを毎年12万円分与えられ、その範囲で旅行や雑誌購読などで好きなように使える仕組みがあります。一方、旅行以外はポイントが使える選択肢が少なく、使い勝手が悪いとの声をよく聞きます。確定拠出年金制度を行っており、国民年金や厚生年金に上積みできるようになっています。30歳までは社宅扱いでワンルームマンションの個室を借り上げてくれるなど、比較的手厚い福利厚生制度になっていると思います。

リコーはホワイト／ブラック？

ハラスメントには非常に気を遣っている会社だと思います。そのことによってマネージャーになっても部下には強く出られませんし、万が一（と言っても良くあることですが）部下からパワハラだと訴えられると、ほぼ100%それが通るように思います。一つ経験した話ですが、ある部下に仕事を指示していた際、少し声が大きくなったのですが、それを後ろで見ていた女性社員がパワハラだと訴えたことがありました。全く関係ない人からの訴えであったにも関わらず、部門長の判断は「ハラスメントはそれを受けた人の感じ方次第なので、パワハラに該当する」とのことでした。個人的には本来の意味（立場上の権力を乱用して仕事以外の事を強制する）とは違っており、間違った解釈だと思いますが、それほどにハラスメントには気を遣っている会社なのだと思います。