日本出版販売の評判・口コミ

• 勤務先：日本出版販売
• 性別：男性
• 年代：30代
• 雇用形態：正社員
• 職種：営業
• ステータス：過去3年以内に在籍していた
• 評価：★★★★☆

日本出版販売への入社理由・志望動機

書店や図書館が好きだったので、本に関わる仕事がしたいと思っていました。仕掛け銘柄を書店員の方と一緒に探したり、書店の規模・立地・客層によって書店にも個性があり、営業として遣り甲斐があると思いました。また、出版取次は出版社と書店をつなぎ、様々な情報が集約されてくる要の立ち位置なので可能性を感じました。また、会社自体も大きく福利厚生が整っており、自分自身を成長させることができる環境だと思いました。

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日本出版販売での年収・給料：500～599万円

昇給ベースは目標達成度に応じて幅がありましたが、最低限のベースアップはありました。しかしながら、近年は出版業界自体がシュリンクしているため、昇給・賞与ともに非常に厳しい状況が続いており、今後も大きく期待することはできません。管理職として出世を目指すのであれば責任とともに昇給が望めますが、人並みの生活で高望みしなければそれなりの給与はもらえました。地方支店で借り上げ住宅だと住宅手当が出るので、大変助かり満足でした。

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日本出版販売のワークライフバランス

基本的には、残業に対する事前申告や申告しても残業手当の付き方には満足できませんでした。業界が厳しい状況であるためか、残業手当は悪とされている風潮・空気を感じました。そのため、サービス残業や申告しないでやるしかありませんでした。営業推進の部署からいろいろタスクがきて、支店の重点目標達成のための施策が様々あり、定時の時間内には到底終わりませんでしたが、それでも効率や優先順位といった言葉で”できるはず”という空気がありました。どこまでやればいいかは難しかったです。ただ、個人の力で頑張っても市場の趨勢は右肩下がりで、それは止めようがない状況です。

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日本出版販売の福利厚生

手当の種類は決して多くありませんが、最低限の手当はありました。欲をいえばキリがないという意味で満足としています。しかし、本社勤務ですとなかなか手当がありませんが、地方支店にいる方が住宅手当や出張手当が手厚いです。出張手当は減額されましたが、それでもありがたい手当でした。また、働き方改革の推進もあり有給休暇は取りやすくなってきました。基本的には計画年休ということで申請しますが、数年前までの取りにくさからすると休める雰囲気があるのは満足です。

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日本出版販売はホワイト／ブラック？

悪い人はいませんが、業界が右肩下がりの状況なので雰囲気や空気は重いです。また、経営陣や役職が付くと人が変わり、目標や効率を追いかけ通常の課員を見下すようになる傾向を感じ、その点は嫌な部分でした。しかしながら、自己啓発を推進する社内の雰囲気はあるので資格取得へのモチベーションは持続でき、お陰でいろいろなことを学べました。

• 勤務先：日本出版販売
• 性別：男性
• 年代：50代
• 雇用形態：正社員
• 職種：営業
• ステータス：過去3年以内に在籍していた
• 評価：★★★☆☆

日本出版販売への入社理由・志望動機

当時、本屋さんの店頭にない本を頼むと「だいたい1週間ぐらいできます」と店員さんに言われました。本によっては長いことこなかったり、品切れですとかえってきたり、一体誰がどうやって管理しているのか全く分かりませんでした。出版業界の会社に入れば、その実態が分かり、欲しい本がどこにあり、いつ届くか分かるようにできるのではと考えました。

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日本出版販売での年収・給料：500～599万円

入社してしばらくの間は順調に給料が上がっていき、とても満足していました。昇格しなくても、毎年昇給しましたし、賞与も数ヶ月分出たこともありました。インターネット普及により、本が売れなくなると給料も上がらなくなり、ボーナスもとても少なくなりました。やがて昇給がないだけでなく、部署が変わっただけで減給されるようになりました。このため評価としては満足と不満の時が混ざっているので、「どちらでもない」としています。

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日本出版販売のワークライフバランス

入社したころは休日も少なく、残業もかなりありましたが、社会の変化とともにワークライフバランスというキーワードが出始めた辺りから、残業も落ち着いて、勤務とプライベートのバランスとれるようになりました。しかし、周囲をみると、部署によっては毎日必ず残業があったり、ワークバランスを考えずに部下に指示をしまくる職制とかが多くいました。このため自分は満足はしていましたが、会社に対する評価としては「どちらでもない」としました。

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日本出版販売の福利厚生

入社した当時はとても福利厚生が充実していて、利用できる保養施設も多数あり、スポーツクラブと提携していたり、レクリエーション活動も多数ありましたが、出版不況に陥ると経費削減の一環として次々とサービスがなくなっていき、残されたものは僅かでした。レクリエーションのための活動組織も廃止となり、社員の特典であった社員購買も値上げとなりました。また、保有していたグランド設備はクラブ活動で毎週使っていたので、これを売却してなくなってしまったことがとても残念です。

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日本出版販売はホワイト／ブラック？

部署によっては「育成」という観点が全くみられません。ただシフトで配置され、毎日それをやることだけが仕事となっているケースがあります。給与も成果主義にシフトしていっていますが、成果をあげられるような環境づくりをしているとは思えません。目標は高いものを書かされ、評価は厳しくなり、給与が大きくアップすることはまずありません。出版不況で毎年賞与も少なくなっています。モチベーションを維持するのに苦労する会社です。

日本出版販売に満足していること

この会社のいいところは働く環境・人間関係だと思っています。基本的に癖のある方もおらず、ほんわかしているイメージをもっています。業界的にあまり売上が伸び悩んでいる中でも、ピリピリした雰囲気はなく、自身が新入社員の頃から、やりたいことはやらせてくれるといった環境でした。もちろん数字を意識している部分はありますが、ノルマが厳しいといったこともなく、上司も高圧的な方もおらず、共に業務を行ってくれている印象を受けています。

まだ自身が特別に恩恵を受けているとは感じてはいませんが、他の会社に勤めている友人などに話を聞くと、この会社は福利厚生がしっかりしているんだと感じました。育休・産休をしっかりとれているところ(職制も含めて)また社内購買(本・CD・DVD等)があるところ様々な福利厚生がありますが、一番良いと感じているのは、会社がただ制度として掲げているだけでなく、社員もその制度に関しては、使おう・使わせようと思っている部分が環境として良いのではないかと思います。

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日本出版販売への不満

業界全体が売上が伸び悩んでいることが一番不満に感じており、将来への不満を感じています。将来への不満を感じている部分は、お金の話になってしまいますが、ボーナス等に影響が出ているところです。自身がまだ在籍していなかった時の話を聞くと、調子のよかったときはボーナスは今の何倍かもらっていたようで、そういった話を聞くと、今後の会社の成長、またそれに影響される社員の給与といった面は非常に不安に感じる部分だなと感じています。

会社の成長するかどうかとイコールとなる部分はあるかもしれないが、月給・ボーナスどちらも他の会社に比べて水準が低いように思う。もちろんある程度生活できる程度はもらえているが、ボーナスが段々と下がってきている現状に直面すると、今後もこれ以上下がるのかと不安を感じている。ただサービス残業が発生するなど上司からの強制的な業務などはなく、残業代はしっかり申請を行えば、もらえるのでそこの制度に関してはお金がもらえないといったことはありません。

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日本出版販売はホワイト／ブラック？

会社全体の業績は下がってはいるが、ブラック企業だとは思ってはいません。もちろん給与・ボーナスがあまりもらえていないといった部分は少し不満に思ってはいますが、それに関しては業績があがらないことには発生しない部分ではあるので、仕方のないことだと割り切っています。環境に関しては、ワークライフバランスも自分で管理できる会社だと思っているので、ホワイト企業といって良いと思っています。

この会社をブラック企業と思っている人は、まじめすぎる人だと思います。勿論私がまじめに働いていないということではなく、自分の仕事の達成感は給料で図るといった方も多いと思っており、給与に関しては他社に関して低いと思うので、これだけ働いてこれしかもらえない周りと比べて全然もらっていないのかと思うようになるとブラックと感じてしまうのではないでしょうか。