日本イーライリリーの評判・口コミ

日本イーライリリーに満足していること

現在、日本に製薬会社は非常にたくさん存在しています。その中でも、日本イーライリリーは直近での国内成長率が8年連続3位以内と、非常に高い業績を上げていたのが特徴です。イーライリリーはアメリカに本社を置く製薬会社であり、日本には30年ほど前から進出しているメーカーです。また、会社設立当初から一度も合併していないというのも、この会社の特徴です。高い成長率を維持しているのは、画期的な新薬が毎年コンスタントに発売されているところが大きいと思います。

製薬会社は一般的に、他の企業に比べて年収が高いことは知られているかと思います。イーライリリーに関しては、業界の中では給与基準は真ん中あたりだと感じます。福利厚生に関しては、他のメーカーより整備が劣っていると思います。ただ、一般的な企業に比べると十分満足できる基準です。外資系のメーカーでもある、営業職は自分の成績でのボーナスの変動幅が非常に大きいです。成績が悪い時は業績給はほぼないに等しいほど少ないのですが、トップレベルの成績を残すと月給10か月分もどのボーナスがもらえたと思います。

日本イーライリリーへの不満

製薬会社の営業職、つまりMRをしていました。仕事が面白くない、このひとことにつきます。製薬業界は、顧客が病院や医者のため、非常に閉鎖的な空間で仕事をしなければいけませんし、営業スタイルも非常に古いです。製薬メーカ各社は、iPadなど様々なツールを最新のものを導入しています。しかし、形だけでまったく役に立ちません。営業スタイルは古典的で、病院の医局に何時間も立ち続け、目当ての医者が来るのを待ち、もし会えても数秒しか話せません。インターネットでなんでも情報が入手できるこの世の中、この仕事の存在価値は全くないと思います。

日本イーライリリー株式会社は、外資系のメーカーです。ですが、社内の体質は内資の古い会社、という感じがしました。まだ日本での歴史が新しいこともあり、中途採用も非常に活発で新卒からずっと会社にいるメンバーはまれです。しかしながら、いざ昇進や重要なポジションにだれかをあてがう、となると、社内のコネや人間関係が非常に重要でした。新卒入社社員は優遇されているイメージでした。女性の管理職の割合を上げるのにも、社外アピールのために一生懸命行っていましたが、実職とポジションが伴わず各所から不満が出ているのは日常茶飯事でした。

日本イーライリリーはホワイト／ブラック？

コンプライアンス、セクハラ・パワハラ等には非常に厳しい会社でした。ただ、組合がなかったので、いきなり飛ばされたり辞めさせられたりしている人も多くみました。ただ、全体的にはクリーンで、ホワイト企業です。業務時間も短縮傾向にありました。

上記のように、コンプライアンスやハラスメントで問題を起こしたり、強制的に降格させられたり辞めさせられた人ではないでしょうか。もしくは昇進したいけれどもスキルがともなわずに現状のポジションに長くいる人。また、営業職はみなし労働ですので必然的に労働時間は長くなります。その長時間労働をブラックだと思っている人もいると思います。