食品メーカーの販売員の仕事内容・年収・やりがい・将来性

今回は、食品メーカーの食品惣菜販売員としてお勤めの女性(30代前半)にお話を伺いました。食品メーカーの食品惣菜販売員の仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか？それともきつい(激務)のか？将来性はどうなのか？などなど、ざっくばらんに答えていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。

今回お話を伺った人

食品メーカーの食品惣菜販売員の仕事内容

よろしくお願いします。
私の仕事内容は、主に惣菜などを扱っている店舗での販売員です。私が扱うほとんどの商品は、工場で作られ、店舗に配送されてきます。その商品をお店で、調理などをし、仕上げて販売しています。店舗の中では、揚げ物やサラダなどの盛り付け作業、調理も行っています。また、パートさんやアルバイトさんたちのシフト表を作ったり、店舗で働くすべての人の、まとめ役にもなっています。また、売り上げ状況などに合わせて、商品の在庫管理、商品の発注なども、行っています。

食品メーカーの食品惣菜販売員の仕事でやりがい、不満に感じていることは？

たくさんの人々と、コミュニケーションがとれることが、とても楽しいです。私の仕事は、主に食品の販売ですが、お買い物に来てくださるお客様、一緒に働いているスタッフ、上司の方など、色々な人と常に繋がっている気がします。店頭で販売をする際は、必ずお客様に笑顔で接し、目を合わせて会話をします。そんな日常が、働く中で、当たり前となっていて、やりがいを感じます。また、取り扱っている商品も、自分で食べたい、と心から自信を持って言えるものばかりです。

休みが取りづらい、と思うことがしばしば、あります。連休や有給などは、なかなか言い出しづらいです。また、自分が休むと、結局店舗から電話がかかってきたりするので、安心した気持ちで、ゆっくり休日を過ごすことが出来ていません。また、自分自身も店舗の状況が気になってしまい、お休みの日でも、仕事のことばかり考えてしまう気がします。朝から夜まで立ちっぱなしですし、中腰の姿勢も多いので、腰痛などには悩まされています。

まあ楽な方だと思います。

向いている人、向いてない人

この仕事に向いているのは、人と話したり、コミュニケーションをとるのが、好きな人だと思います。特に、お客様と関わることが多いので、いつも笑顔でニコニコしている人です。もちろん、店舗ではトラブルが起きてしまうこともあります。そんなときでも、自分の仕事の辛さを表に出さず、前向きに頑張って行ける人も、この仕事に向いていると思います。

仕事をする上で、理不尽なことが起きたときに、冷静に対処できない人は、この仕事に向いていないと思います。たまにですが、上司などから、色々な圧をかけられることがあります。主には、売り上げの問題ですが、しっかり売り上げを伸ばしていかないと、店舗をつぶしてしまう可能性もあるので、その事を、しっかり守ろうと努力できない人は、向いていないと思います。

食品メーカーの食品惣菜販売員の将来性

そこそこ将来性はあると思います。

働き出しても、あまり、昇級する機会などはないです。でも、将来性は十分にある仕事だと思います。私がやっている仕事は、お客様へ、安心や美味しさ、健康や安全を届ける仕事です。人々の原点は、やはり健康が第一ですから、これからも食品業界では、きっと成長し続けていけると思います。機械がやれる仕事には、限りがありますが、コミュニケーションは、人と人とが触れ合っていくことが一番だと思います。私はそういった仕事をしているので、自信を持ってお勧めしたいです。

目次