建設業の総務の仕事内容・年収・やりがい・将来性

今回は、建設業の総務としてお勤めの女性(20代前半)にお話を伺いました。建設業の総務の仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか？それともきつい(激務)のか？将来性はどうなのか？などなど、ざっくばらんに回答してもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください。

回答者プロフィール

建設業の総務の仕事内容

主要業務は社会保険と雇用保険の従業員の加入、喪失手続きと固定資産の管理をしています。社会保険に関しては従業員本人だけでなく、家族の扶養増減にも一人で対応していますので大変かもしれません。漏れがあれば社会保険料も変わってしまうので大変です。しかし、自分がこの業務をする事で、保険料の仕組みや扶養について知識が増えるのでとても勉強になります。他の会社に転職した場合でも、扶養の条件は変わりませんので自分のスキルがつくような気がします。あとは固定資産の管理をしています。会社のパソコンやコピー機、社有車、携帯電話などのリース品を一括して管理しています。自分一人で担当しているのでこれも中々大変ですが、慣れてしまえば同じサイクルの繰り返しなので楽になるのを期待しています。あとは、総務という事でいきなり従業員から仕事を振られたらする事が多々あります。

建設業の総務の仕事でやりがい、不満に感じていることは？

私が楽しく感じるのは、総務から見える景色と現場で働く人の景色の違いです。同じ会社にいながら従業員のことを第一に考え、従業員の為に仕事をして感謝の気持ちを言われるのはとても不思議な感覚であり嬉しいです。また、メールや電話でしかやり取りをした事がない人と顔を合わせて話せるということもとても新鮮で楽しいです。あとは会社の人とランチをしたりおやつタイムがありますのでいいリフレッシュにもなっていると日々実感しています。

総務という立場なので、いわゆるむちゃぶりやなんでも総務という概念はあるかもしれません。自分の管轄の仕事でもないのに文句を言われたり謝罪をしなければならない場面は多々あるかと思います。しかし、その辺はうまく乗り切る、時には聞き流して上手くやりくりするのが自分にとって楽であるというのが徐々に分かってきました。つまらないてんとしては、外出が少ないということくらいです。デスクワークなので目が悪くなりました。

まあ楽な方だと思います。

向いている人、向いてない人

この仕事に向いている人は、どんな人にも同じ気持ちで特別扱いしないということです。規則やルールが決まっていますので、自分がお世話になっている人だけを特別扱いしてしまうとそれが回り回って自分に返ってきます。そのためどんなに良い人でも規則をしっかり伝えることができる人、同じことを平等にできる人が向いてると思います。

向いてない人はズバリ人と接する事が苦手、嫌いな人です。基本的に会社内の人と接する事が多いので特別に人見知りでなければ大丈夫かと思いますが、極端に人嫌いである人は向いてません。あとは総務という立場なので直接的に会社の売上に貢献する事は出来ません。その中で従業員の人を上だという風に感じながら仕事が出来ない人は向いてないかもしれません。

建設業の総務の将来性

どちらとも言えないです。

会社の将来性について、入社した時は将来性があると見込んで入社しましたが、建設業は日本全国数多くあります。その中で自分の会社でなければいけないというシグナルがあるのかと考えると正直分かりません。ただ、今は自分ができる仕事環境を精一杯良くしていき、仕事のしやすい会社を目指すことだけを考えて日々働いています。

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