美容院のスタイリストの仕事内容・年収・やりがい・将来性
最終更新日:2019/04/24
今回は、美容院のスタイリストとしてお勤めの女性(20代前半)にお話を伺いました。美容院のスタイリストの仕事内容や向き不向き、やりがい、不満、年収について教えていただきました。また楽なのか?それともきつい(激務)のか?将来性はどうなのか?などなど、ざっくばらんに回答してもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください。
回答者プロフィール
- お仕事:美容院 スタイリスト
- 会社規模:100~299人
- 勤続年数:3年目
- 新卒 or 中途:新卒入社
- 雇用形態:正社員
- 現年収:200~299万円(入社時200万円未満)
- 性別:女性(仮名:りにゃん)
- 年代:20代前半
美容院のスタイリストの仕事内容
大型美容院でスタイリストをしてます。お客様の注文にあわせて、シャンプー・ブロー・カット・カラーリング・パーマ・縮毛矯正・エクステンションまで幅広く行っております。施術だけでなく、スタッフのシフトから講習、店舗でのミーティングなどの日程を決めたりもしてます。季節に合わせて浴衣や着物の着付け、アップスタイルからダウンスタイルまでのセットスタイリング、メイクアップも行ってます。お客様に合う商品の説明、販売もしております。
美容院のスタイリストの仕事でやりがい、不満に感じていることは?
デビューするまでの下積みは少し長めにはなりますが、お客様のありがとうやまた来るわ。の言葉が嬉しくて、今ではやりがいになってます。下積み時代は右も左も分からず、悩むことも多いですが、出来なかったことが出来るようになる達成感や成長を目の当たりにできるので、自分だけでなく同僚や先輩スタッフにも認めて貰える為、やりがいは大きくなる一方です。年代の近いスタッフも多いため、趣味の合うスタッフと食事にいったり、会社合同でのイベントや旅行はみんなでワイワイ盛り上がれるので、とっても楽しいです!
朝から夜まで長時間の接客の為、休憩や食事の時間がまともに取れなく、すぐ食べれるものや食べやすいものになるので、栄養が偏ります。終業後は店舗でミーティングや個々に技術を高め合うレッスン。休日には練習会・講習会もあるので、あまり自分の時間が作れません。そのためプライベートの充実度が欠けたり自分の趣味に没頭できる暇なないです。基本的に土日に休日がとれないのと、冠婚葬祭以外の有給消化も難しい為、休みはあってないようなものです。
きつい方だと思います。
向いている人、向いてない人
向上心のある方で、人との関わりを大切にしたい方や、自分の持っている技術を披露したい方にオススメの職業だと思います。あとは、仕事を趣味として楽しめる・考えられる方は生きが長くなると思います。ファッションやヘアアレンジがお好きな方は自分の知識と共に更に学べるので、好きなことを伸ばしたい方にもオススメだと思います。
こまめな作業が苦手な方や接客がお好きでない方は苦手な職業だと思います。また自分の時間が使えない為、休日にはゆっくりできたり友人と遊びに行ったりなどは難しくなると思います。給料面でも少なめなのと、自分が使う道具や持ち物は全て自腹となるので、貯金をしたい方や趣味に使いたい方は厳しいかもしれません。肉体労働が苦手な方は避けたほうがいいと思います。
美容院のスタイリストの将来性
将来性はあると思います。
最初はすごい辛いことも多いですが、将来独立をして自分のお店をだしたり、生きていく上で美容院は必ずないと困るものなので、お客様が減ることはありません。また、定年後も体が動くようであれば、働き続けることができます。手に職を持つことで、専門業界からの支持も厚くなるので、続ければ続けるほど、時代の流れに合わせた流行りを身につけることも可能です。